アレックス・テイシェイラ。
その名前を憶えていらっしゃるファンの皆さんも多いことと思います。
今年の1月、リバプールは本気で狙いに行っていたのは事実のようですが、当時テイシェイラが所属していたシャフタールは、リバプールに対し、£53.2mの移籍金を要求したともされていました。
ここまで高い金額を提示されたら、さすがにリバプールも手を引くだろうと私は思ったのですが、各メディアの情報を勘案すると、それでもリバプールは、1月の移籍市場におけるデッドラインデーまで交渉で粘ったとされています。
簡潔にいえば、それほどまでに欲しいストライカーだったのでしょう。
結果的には、青天の霹靂と申しますか、シャフタールは突如として、アレックス・テイシェイラの中国サッカー・スーパーリーグ・江蘇蘇寧への移籍を発表する展開となったのは、記憶に新しいところです。
さて、エコーが報じるところによれば、そのアレックス・テイシェイラが、中国へ渡って6ヶ月にして、移籍をする可能性が生じているとのこと。
私は、中国の試合をこの目で見ていませんが、アレックス・テイシェイラは、中国へ渡って以来、本来のパフォーマンスを発揮できていないようです。
そこで問題になるのは、では、リバプールは再びアレックス・テイシェイラ獲得に動くのか?ということですが、エコーの読みでは、リバプールは既に攻撃のオプションとしてサディオ・マネを獲得しており、アレックス・テイシェイラまでをも獲りにいく可能性は極めて低いとされています。
私、文化財関係の仕事に携わっていたことがあり、中国へ赴いた時期もありますが、あの国は、もう環境が独特ですからね。
合う、合わないは当然あると思います。
江蘇蘇寧は、アレックス・テイシェイラの出来に失望している・・・という報道もありましたが、移籍というのは、その行き先をしっかり選ばないと、せっかくのキャリアを台無しにしてしまう畏れもあるという、ひとつの例でしょうか。
1月の段階とは、リバプールの状況も大きく変わっています。
まず、アレックス・テイシェイラを再び狙う可能性は、かなり低いと思うのですが。