トレント・アレクサンダー=アーノルドのレアル・マドリード行きが事実上決まったような雰囲気になっていますが、そのことに疑問を呈す見解があるのは事実です。
また、アレクサンダー=アーノルドをとりまく状況は、ファン・ダイクとモハメド・サラーにはまったく影響を与えないという意見も出ており、今回は少し触れてみたいと思います。
Sky Sportsでシニア・レポーターを務めるメリッサ・レディが、去就が注目される3人について見解を示したものです。
トレント・アレクサンダー＝アーノルドの状況は、モハメド・サラーやフィルジル・ファン・ダイクのリバプールでの将来に何の影響も与えない。
すべての契約オファーは、それぞれの実績、データ、状況に基づいて個別に作成されているためだ。
リバプールは依然として楽観的な見方を崩しておらず、今夏で契約が満了するサラーとファン・ダイクもアンフィールドに留まる可能性が高いと考えている。
個人的には、フロントさんにはあまり楽観ばかりしないでほしいという思いがありますが。
契約満了年になっている3人が、それも揃ってここまでなぜ契約延長で合意しなかったのか？
そこはしっかりと検証したいですよね。
おそらく、いろいろな要素が絡み合っていただろうし、ファン・ダイクとサラーの今シーズンが、ここまで素晴らしいパフォーマンスを見せるとは予想を超えていたのかもしれない。
また、同氏はアレクサンダー=アーノルドについても見解を示しています。
1月と何ら状況は変わっておらず、この時期にニュースが出たのには驚いていると。
アレクサンダー＝アーノルドに関しては、レアル・マドリードを含むすべての関係者が、どのような決断も金銭面によって左右されるものではないことを明確にしている。
また、今週浮上した報道には驚きを示しており、1月以降、大きな変化は何も起きていない。
合意には至っておらず、契約も締結されておらず、いずれのクラブにも最終決定が伝えられたわけではない。レアル・マドリードは、いつものようにターゲット獲得に自信を持っている。
アレクサンダー＝アーノルド自身も今シーズンを通じて、スペインの首都への移籍に強い関心を抱いているが、今はタイトル獲得に集中している。
アレクサンダー=アーノルドが、本当にレアル・マドリードへ行きたいのか？
この夏にはスペインへ渡るのか？
それに関する私の見解は、実際に決まったら書きたいと思います。
私が怖れるのは、それでもアレクサンダー=アーノルドはリバプールに残るという決断をした場合、勇み足で何かを主張してしまえば、それはアレクサンダー=アーノルドへの敬意を欠くと思うからです。
無論、多くの人々が様々な意見を持ち、感情を揺さぶられたことは事実であり、その気持ちを前に出すことは自由です。
あくまで、私の見解は、後日に譲るということであって。
仮定の話として、アレクサンダー=アーノルドがレアル・マドリードへ行った場合、それでファン・ダイクとサラーも抜けてしまっては痛手では済みませんね。
笑顔でサインをする姿を早く見たいものです。
そういえば、かつてノールックでリバプールとの契約延長にサインをした選手がいましたね。