ちょうど一年前の今日、7月19日は、アリソンが晴れてリバプールのプレイヤーとなった日にあたります。
私は思うのですが、どれほど優れたゴールキーパーでも、プレミアリーグ初挑戦というのは難しいこともあったと思います。
しかしアリソンは、リバプールでのファーストシーズンから、素晴らしい活躍を見せ、栄光も手にしました。
リバプールにとって、本当に大きな補強になったのではないでしょうか。
一昨シーズンは、チャンピオンズリーグ決勝で涙を飲んだリバプール。
それが昨シーズンは、ヨーロッパチャンピオンに輝いています。
決勝戦となったトッテナム戦でコメンテーターを務めていたジョゼ・モウリーニョ氏は、リバプールが変わったのはゴールキーパーだ!と、指摘したという話を聞きました。
あの辛口のジョゼ・モウリーニョ氏に、そう言わしめたアリソン。
ところで、一年前、アリソンがリバプールへやって来たとき、ユルゲン・クロップ監督が歓びのコメントを出しています。
その時の言葉を私なりにですが、まとめたことがありますので、ここで振り返ってみたいと思います。
ここ最近の数週間において、世界で最も素晴らしいゴールキーパーの一人を連れてくる機会が訪れた。
長くは考えなかったよ。
正直に言えばね。
すべきことはといえば、少しオーナーと話をすることだった。
彼等は、とても興奮していたよ。
そして、私達はそれをやった。
そうすべきだと、私は思ったんだ。
彼は、金額に替えられない。
私達は、価格のことについては、何もすることはできないからね。
これはマーケットだからだ。
ゴールキーパーの価値を示すことにはなるだろうね。
それは勿論だ。
今後、数週間のうちには、多くのことが起こることだろう。
それはそれとして、私達は、彼をここへ連れて来ることが出来て、本当にハッピーだよ。
彼の英語は、驚くほどに上手いね。
それに彼は、素晴らしい人格者だ。
ここ数年で、彼は多くの経験を積んできた。
ヨーロッパで、ローマで、彼は傑出したハイ・レベルなプレイを見せたし、ワールドカップでもそうだったね。
ブラジルにとっては、ラッキーではなかったが、彼はワールドカップで本当によくやっていたよ。
だから、これは実に良い時だったね。
2018-2019シーズンでのプレミアリーグ最少失点。
ゴールデングローブ。
チャンピオンズリーグ制覇。
コパ・アメリカ優勝。
アリソンの英語は、リバプールへ来る前から上手だったとユルゲン・クロップ監督が証言していますが、リバプールのイントネーションに馴染むには、ちょっぴり苦労もしたようですね。
それも、愛情深く捉えていたアリソン。
本当に良いプレイヤーが来てくれました。