チャンピオンズリーグのリーグフェーズでガラタサライと対戦したリバプール。
いつもながらガラタサライのホームは熱狂的な空気に包まれます。
アウェイゲームを落としたリバプールでしたが、リーグフェーズで1敗をしたこと自体は、これから取り戻せばいいと思います。
ただ、少し気になったのはコンディションが万全ではないように見える選手が複数いたこと。
調子が良い選手、状態が万全な選手を優先して起用してほしいとは、単なる私個人の希望でしかありません。
ところで、ガラタサライ戦での不安要素は、アリソンとウーゴ・エキティケの負傷でした。
試合後、スロット監督が記者に説明をしており、まずアリソンは週末のチェルシー戦を欠場すると見てよさそうです。
エキティケについては、注意深く見た上で決めるということにになりそうです。
アリソンについて、スロット監督はこんなことも言っていました。
彼がスプリントして戻った際に何かを感じたようだ。
私はフィジオ(理学療法士的なもの)ではないから正確には言えないが、通常、選手が全力で戻って何かを感じ、そのまま倒れて戻ってこられない時は良くない兆候だ。
選手がピッチに倒れた場合、10回中9回は最悪の事態を恐れるものだよ。
最悪というのは、プレーを続けられないという意味だ。
アリソンもそうだった。
土曜日の試合(チェルシー戦)に出場できないのはほぼ確実だろう。
私はすでに100%無理だと言ったが、99.9%としておきたい。
現実には100%に近いと思うよ。
アリソンがアクシデントにあったのは、オシムヘンと1対1の状況となり防ぎに行った時でしたね。
かなりの負荷が瞬間的にかかったのか。
欠点などないように思える守護神アリソン。
唯一、心配があるとすれば負傷による離脱です。
それでも、アリソンに何かあった場合にギオルギ・ママルダシュビリを獲得しているわけであり、アリソンには安心して回復を期してほしいと思います。
一方のエキティケですが、こちらは土曜日までの評価待ちのようです。
やはり違和感を覚えており、本人が続けられないと言っていたとのこと。
彼がボールを追った時に何かを感じたようだ。
ちょうど逆サイドにも倒れている選手がいて、審判が笛を吹いたので、その時はケガだとは思っていなかった。
だが、ウーゴには何らかの違和感があった。
こういうケースは難しいのだが、試合後には選手がそれほど悪くないと感じても、歩いている時とスプリントしたりシュートを打つ時とではまったく別物だからね。
彼自身が続けられないと言ったので交代させるしかなかったよ。
週末までどうなるかを見てみよう。
長いシーズンを戦い抜き、今シーズンのリバプールのように複数以上のタイトルを狙いに行くとなれば、やはり一番怖いのは怪我です。
前述もしましたが、体が元気な選手から積極的に活用してほしいと私は思います。
その中で、スタメンと途中出場の組合せですね。
新戦力が入っても、リバプールとしての強さを損なわないような回し方をしていければと思うのです。
次はチェルシー戦、何とか復調を期したいですね。