
Alisson Becker
2024-2025シーズンのプレミアリーグ優勝を果たしたリバプール。
通算20回目となるリーグタイトルとなっており、これは素晴らしい成果だと言っていいと思います。
思えば、シーズン開幕前のリバプールには大きな変化がありました。
監督の交代劇です。
タイトルを狙えるチームにリバプールを復活させたユルゲン・クロップ監督が退任し、新たに指揮官となったのはアルネ・スロット監督。
正直なところ、この監督交代を不安視した人々もいたことでしょう。
おそらく、スロット最初のシーズンからビッグタイトルを獲れる!と思った人は少数派だったと思います。
しかしリバプールは、最も欲しかったプレミアリーグを制した。
プレミアリーグ優勝について、リバプールの守護神であるアリソンがコメントをしており、LFCもオフィシャルで伝えています。
ここでは、アリソンの言葉、その一部をご紹介してみたいと思います。
Alisson Becker
個人的には、怪我の影響で難しいシーズンだったよ。
今シーズンだけでなく、その前のシーズンも含めて。こういった怪我と戦うのは、いつだって簡単なことではない。
でも、チームがシーズンを通して素晴らしいプレーをしていたから、自分もできるだけ早く健康な状態で戻ろうと、より一層集中することができたんだ。
あの素晴らしいフットボールをするチームの一員としてプレーしたいと思っていたからね。シーズンの初めから、監督交代という大きなチャレンジがあることを理解し、謙虚な気持ちでスタートしたよ。
新監督の初シーズンに、何か特別なことを成し遂げようという気持ちで取り組んできたんだ。
強い意志と情熱を持って、私たちは素晴らしいフットボールを展開し、プレミアリーグ制覇という、達成することが非常に困難な偉業を成し遂げることができた。(指揮官がクロップからスロットになったこと)
プレースタイル自体はあまり変わっていないよ。
アルネは、これまでユルゲンとともに良いフットボールをしてきたことを理解するだけの賢さがあったからね。
でも彼は、本当に勇敢で、かつ賢明に、これまでのスタイルを尊重しながらも、どこを改善できるかを私たちに示してくれたんだ。彼はそれを非常に上手くやってのけ、選手たちの力を最大限に引き出し、既に高いレベルにあった選手たちでさえ、さらに成長させた。
それはまさに、今の私たちに必要だったことであり、このことが、今シーズンのプレミアリーグを制した成功の一因になったと思うね。
プレミアリーグ優勝は本当に大きな偉業だし、私たちは心から歓んでいるよ。
監督交代の直後、最初のシーズンでそれを成し遂げるのは簡単なことではない。
このチームが成し遂げたことは、非常に価値のある偉業だと思うよ。
アリソン本人も言っているように、彼個人としては怪我で苦しむ時期もあったシーズンでした。
しかし、リバプールにはケレハーがいた。
アリソンも復帰を急がされることなく回復に集中できたことでしょう。
私は思います、これがチームだと!
怪我があったとはいえ、アリソンのファインセーブで救われた試合も少なくはありません。
素晴らしいゴールキーパー陣をひっさげたリバプール。
その中にあって、不動のNo.1を背負ったアリソン。
頼れる男です。