今シーズンのリバプールは、チームとして明らかな進化を見せました。
それが顕著に出たのは、ディフェンス力の向上だと思います。
とにかく失点が少なかったリバプールは、アリソンが21回のクリーンシートを達成し、ゴールデン・グローブ賞に輝いています。
アリソンが素晴らしかったのは勿論のこと、ディフェンスは一人で行うものではありません。
リバプールの場合には、特にチームとして守りも行うスタイルですね。
一方、アリソンについては、クリーンシート以外にも、その実力者ぶりを示す指標が出たようです。
それは、ショット・ストップ率。
Dailymailが取り上げているところによれば、2018-2019シーズンのプレミアリーグにおいて、アリソンのショット・ストップ率は79パーセントだったとのこと。
これは、今シーズンにおいて、他のどのゴールキーパーよりも優れた成績だそうです。
アリソンが記録したショット・ストップ率が、どれだけ凄く、リバプールに貢献したかは、2017-2018シーズンとの比較を見ると顕著です。
昨シーズンにおけるシモン・ミニョレのショット・ストップ率は59パーセント、ロリス・カリウスは56パーセントだったそうです。
この数字だけを見ても、どれだけリバプールが守備面で向上したかが分かるというもの。
それにしても、79パーセントとはすさまじい記録ですね。
改めて、アリソンの存在がいかに大きいかを実感した私です。
アリソンの場合であっても、時にはミスもありました。
それでも、まったく表情を変えず、後のプレイに悪影響を及ぼさないメンタルが凄いと、私は思います。
数字でも裏付けられたアリソンの活躍、貢献。
ワールドクラスのゴールキーパーを得たリバプール。
これからの飛躍が、さらに楽しみです。