リバプールの守護神といえばアリソン。
ディフェンスに難があると指摘され続けて来たリバプールは、まずセンターバックの柱としてファン・ダイクを獲得。
さらに、ワールドクラスのゴールキーパーであるアリソンを連れて来たことにより、ヨーロッパチャンピオンにも輝くなど、強固なチームを築きつつあります。
今回は、アリソンについて触れたいのですが、アリソンといえば、現地時間2020年3月3日に組まれたFAカップ5回戦でのチェルシー戦。
その試合前に股関節に問題が発生し、その後の試合は欠場となっていました。
しかし、順調な回復を見せているそうで、自宅でのトレーニングでもしっかりと汗を流しているとのこと。
これは、ジョン・アフテルベルグGKコーチが近況を明かしたもので、LFCがオフィシャルで伝えています。
リバプールは、新型コロナウイルスの影響によってチーム・トレーニングが出来ない間、リモート、いわゆる遠隔技法を用いて、映像によるコミュニケーションを図り、選手達とのやり取りをしながら、トレーニングを行っています。
ジョン・アフテルベルグも、勿論アリソンの様子を見て来ており、良い状態になっていると認めています。
やはり、アリソンがいるのといないのとでは、いろいろな面で違いが出るのは明らかだと思います。
キャッチングよし、フィードよしと、一流のゴールキーパーに欠かせない要素をアリソンはすべて高いレベルで持っていますが、私が思うには、アリソンの強味として大きいのは、どんなシーンでもメンタルを崩さない安定性にあるのではないかと。
普通であれば、ミスをしてしまったあとには、多少なりとも動揺をするものでありましょう。
しかしアリソンは、微塵だにそういうところろ見せませんね。
これは、ゴールキーパーにとって、非常に大切な資質だと思います。
今後、プレミアリーグがどうなっていくのか。
まだまだ余談は許しません。
しかし、いつでも行けるフィジカルづくりをしておくことは必須。
今できるあらゆる方策を駆使して、リバプールの選手達が、コンディションを整えておいてくれることを願います。
アリソンは、今シーズン中に2度の怪我を負ったことになります。
この際、しっかりとフィジカルづくりを万全にしてほしいですね。
私なりに思うには、シーズン前、夏のオフが短かったことも多少影響していると感じています。
良いコンディションで、最高のプレイをする。
そのことが、選手にとってもファンにとっても、一番の嬉しいことに違いありません。