リバプールとアーセナルが、この夏における補強ターゲットにしていると報じられるユベントス所属、アルバロ・モラタ(スペイン)ですが、モラタ自身が、自分の将来が見えないという趣旨の発言をしており、いわば混沌とした状態にあるようです。
ある意味、モラタの移籍に関して鍵を握っているのはレアル・マドリードと言えるかもしれません。
モラタは、2014年にレアル・マドリードからユベントスへと移籍をしていますが、移籍後3年間はレアル・マドリードが買い戻しオプションを行使できるという契約内容だったそうです。
モラタは以前から「ユーベで幸せだ」と語っており、ユベントスもまたモラタの残留を熱望しているとされていますが、注目はレアル・マドリードが買い取りオプションという切り札を行使するか否か?にかかっている模様。
リバプール、あるいはアーセナルとしては、ユベントスとの直接交渉だけではなく、このレアル・マドリードの動きをマークしていかねばならない状況になりそうです。
モラタ自身、この夏に自分がどこにいるのか?が分からないと語っており、「不思議な状況だよ」と自らが置かれた不確実性に言及しています。
考えようによっては、リバプールがモラタの獲得に動くのだとすれば、相手はユベントスというよりも、レアル・マドリードの動き次第・・・ということになりそうです。
いずれにしても、交渉的には難しいものになる匂いはします。