今シーズン開幕前に、リバプールとの長期契約延長で合意に達していたアンドレ・ウィズダムですが、実態としては、3年続けてのローン移籍という形になっています。
ダービー・カウンティ、ウェスト・ブロム、そして今シーズンもノリッジへのローンで経験を積むことに・・・。
ただ、ウィズダムは、ローンで出ることについて、悲観的には捉えていないようで、いい経験を積んで成長したい！と、前向きな姿勢で、チームに貢献したいという気持ちを抱いているようです。
ただ、ウィスダムとしては、「ぼくの未来はリバプールにある」という発言もあり、決してリバプールでの挑戦を諦めたわけではないようです。
ナサニエル・クライン、そしてジョー・ゴメスの加入により、リバプールのディフェンス・ラインも若返り、ウィズダムにとっては、決して平坦な道ではないと思いますが、しっかりとした未来を築くためには、まずローン先でのノリッジで、その存在感を示すことが、一番の近道だと思います。
現代フットボールでは、特にヨーロッパでの大会も含めて考えれば、簡単に言って2チーム分の戦力を持っていないと、なかなか良い結果は出せません。
そういった意味も込めて、ウィズダムには、諦めてほしくないし、ぜひ堂々とリバプールへ帰って来て、ポジション争いに加わってほしいですね。
何も、外から新戦力を連れて来ることだけが、補強である必要はないと思います。
若い時期から、リバプールで育ったタレントを活かすのもクラブの使命ではないでしょうか。
ウィズダムには、ぜひ、そのことを実際に形として示してほしいですね。
今シーズン、ノリッジは、プレミアリーグで戦えます。
ウィズダムも、存分に、存在感をアピールして来てほしいと思います。