昨年の夏に、ハル・シティからリバプールへとやって来たアンドリュー・ロバートソン。
一年前の今頃を思い出してみると、なかなか出場機会に恵まれない日々を送っていましたね。
ユルゲン・クロップ監督がチョイスした左サイドバックは、アルベルト・モレノでした。
しかし、シーズン途中において、アンドリュー・ロバートソンに出番が巡って来るや、めざましい活躍を見せ、いまや不動の左サイドバックに成長したと思います。
ご存知のとおり、ロボはスコットランド代表であり、ワールドカップへの出場がなかったことも、リバプールにとっては大きな後押しとなりましたね。
ワールドカップイヤーでしたが、ロボは初めてリバプールでのプレシーズンをフルで過ごすことが出来ました。
プレミアリーグが開幕し、3試合を終えましたが、私はロボの活躍ぶりは素晴らしいと思っているし、多くのチャンスシーンに絡んでいると見ています。
結果的にゴールには結びつかなかったシーンであっても、ロボが起点となったチャンスシーンは、かなりの数にのぼるのではないでしょうか。
ロボの場合には、とにかく繰り返すスプリントが魅力だし、クロスの質が非常に高いことが特徴ですね。
たとえば、相手ディフェンダーを抜き去る前にあげるクロスも、しっかりとコントロールされており、ゴール前で誰かが触れば得点に繋がるようなチャンスメイクを幾度となくしています。
今シーズンのリバプール。
ロボが攻撃の起点、ゴールシーンを演出する機会が増えるような予感がします。
ハードワークをするタイプだけに、とにかく怪我だけには気をつけて。
益々の活躍に期待したいと思います。
今、思えば、よくぞ昨年に、リバプールへ連れて来たものです。
リバプールにとって、最高のビジネスになったし、ロボもまた、期待に応えたと思います。
ぜひ、プレミアリーグを代表する左サイドバックとして、大きく飛躍してほしいですね。