プレミアリーグ

アーセナル戦でのリバプールの4ゴール!

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4-0でアーセナルに勝利したリバプール。
圧勝と言えるかと思いますが、ペトル・チェフの好セーブがなければ、更にゴールを重ねていた可能性もあるかと思います。
4ゴールのいずれもが、流れの中から奪ったものであり、それぞれ異なる味わいをもつ良いゴールだったのではないでしょうか。

リバプールの4ゴール。
その経過をまずおさらいしておきたいと思います。

■17分:ロベルト・フィルミーノ
■40分:サディオ・マネ
■57分:モハメド・サラー
■77分:ダニエル・スタリッジ

先制点となったロベルト・フィルミーノのゴールは、右サイドからあがってきたジョー・ゴメスがゴール前にクロスをあげたもので、そのボールをロベルト・フィルミーノがヘッドで決めきりました。
まず、ゴール前でのポジション取りが上手かったし、地に叩き付けるかのようなヘッドには、気持ちが入っていましたね。

リバプールは、試合開始からアグレッシブに行っており、押せ押せで試合が展開していただけに、早い時間帯でロベルト・フィルミーノがゴールを決めたことは、この試合において重要な意味を持っていると思います。

40分にサディオ・マネが決めたゴールも、最初の起点はロベルト・フィルミーノでした。
ハーフウェイライン近辺でボールを受けたロベルト・フィルミーノが、左ワイドにあがって行ったサディオ・マネに縦パスを送ります。
これを引き取ったサディオ・マネは、相手ディフェンダーを弄ぶかのように、右に大きく切り返し。

この瞬時の動きにより、自らシュートコースをつくったサディオ・マネは、右足のキックで、相手ゴールの一番遠い位置へと、見事なキックを流し込んでいます。

リバプールの3点目、57分にモハメド・サラーが決めたゴールは、文字通り独壇場でした。
アーセナルのコーナーキックをヘッドでクリアしたリバプールですが、そのボールはアーセナルへ・・・と、思いきや、猛ダッシュで詰め寄ったモハメド・サラーがボールを奪い、そのまま独走。

アーセナルのプレイヤー達を置き去りにして、ゴールキーパーとの1対1という状況へと持ち込み、落ち着いてゴール左隅へと決めています。

77分に生まれたゴールは、セカンドハーフの途中からピッチインしたダニエル・スタリッジがヘッドで決めたものでした。
このゴールも、そもそもの起点は、ロベルト・フィルミーノだったと言っていいでしょう。

自陣の深い位置でボールを受けたロベルト・フィルミーノには、アーセナルのプレイヤーが3人ほどで取り囲みに来ていたと思います。
それを高いテクニックで、いとも簡単にかわし、フリーの状態になったロベルト・フィルミーノは、エムレ・チャンへとボールを繋ぎます。

ここでまた、エムレ・チャンが非常によい動きをし、左ワイド前線にいたモハメド・サラーへとボールを供給。
モハメド・サラーが、非常に丁寧かつパーフェクトなクロスをゴール前にあげ、ゴール前に飛び込んで来たダニエル・スタリッジが、勢いを殺さずに、ヘッドでゴールに押し込んだもの。

相手ディフェンダーから隠れるように、いわゆるブラインドからゴール前に出没したダニエル・スタリッジの動きにもセンスを感じました。

攻撃陣が、それぞれ1ゴールずつを決めてみせたリバプール。
これはまた、士気も高まることでしょう。

どのゴールにも味があり、素晴らしい得点シーンだったと思います。
個のスキルと、チームの連携がマッチした4ゴール。
そう表現してよいと思います。

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