プレミアリーグ 試合日程・結果

アーセナル対リバプール戦の結果と感想(プレミアリーグ第9節)

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先ほど、エミレーツ・スタジアムで行われたプレミアリーグ第9節、アーセナル対リバプール戦が終了しました。
両チームともに過密日程の中での対戦でしたが、試合は2-2のドローとなっています。

リバプールとすれば勿論勝ちたい試合でしたが、エミレーツでドローですから選手達のコンディションを考えれば最悪の結果ではないと思います。
むしろ、試合展開的によく反撃し、同点に追いついたと。
まず、得点経過については次のとおりです。
▲9分:失点
■18分:ファン・ダイク
▲43分:失点
■81分:モハメド・サラー

ざっくり言うと、ファーストハーフはアーセナルペース、セカンドハーフはリバプールが優った内容だと言えそうです。
リバプールの得点について書くと、次のようなものでした。
ファーストハーフに同点ゴールとしたファン・ダイクのゴールは、左からのコーナーキックが起点となり、キッカーはトレント・アレクサンダー=アーノルド。
トレントが蹴ったボールをニアに入ったルイス・ディアスがヘッドで背後へと流し、そこをファン・ダイクがヘッドで押し込んだものです。

リバプールの2点目はロングカウンターによるもので、非常に素晴らしいものだったと思います。
まず、自陣深くでのイブラヒマ・コナテの対応が絶品で、相手をストップしてボールはトレント・アレクサンダー=アーノルドへ。
トレントとドミニク・ソボスライがパス交換をすると、今一度ボールを持ったトレントが右サイドで綺麗な縦パスを送ります。
右ワイドを走って行ったのはダルウィン・ヌニェスで、ダルウィンは中をしっかり見ながら丁寧にマイナス気味のパスをサラーへと送りました。
それを左足でビシッと決めたサラーは、やはり役者だなー!と思った次第。

過密日程の中で奮闘している選手達のことを思えば、注文をすることも憚られますが、あえて言えば試合の早い時間帯で失点をするのは今後避けたいですね。
立ち上がりを上手く運べれば、さらにリバプールは勝利を取りやすくなると思います。
セカンドハーフはリバプールのものだったと書きましたが、よりギアを上げたのは63分での3枚代えでした。
ドミニク・ソボスライがピッチに入り、特にプレスの部分でリバプールのパワーになっていた感があります。
同じく途中から入ったコーディ・ガクポ、コスタス・ツィミカスも奮闘している姿が見られて、リバプールの意地を見た思いです。
さらに言えば、とにかくイブラヒマ・コナテのパフォーマンスが圧巻でした。
もう堂々たるワールドクラスですね!
素晴らしいの一言。

今日の試合では、久しぶりにプレミアリーグにおいて遠藤航にプレイ機会が巡って来ています。
プレイ時間は短かったものの、コンディションは良さそうだし、起用されればいつでも行ける感が漂っていたように思います。
今日はドローでしたが、次の試合が重要ですね。
まだまだシーズンは長く、2試合続けて勝ち点を落とすことがないように、引き締めて行きたいですね。
なお、この試合でリバプールは、4人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■63分:アレクシス・マクアリスター→ドミニク・ソボスライ
■63分:アンディ・ロバートソン→コスタス・ツィミカス
■63分:ルイス・ディアス→コーディ・ガクポ
■90+1分:カーティス・ジョーンズ→遠藤航

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