今シーズンのアーセナルにとって、攻撃の中心になっているのは、ピエール・エメリク・オーバメヤンだと言っていいと思います。
実際、オーバメヤンは今シーズンのプレミアリーグで13ゴールを記録しており、得点王争いを演じています。
そのオーバメヤンですが、リバプールとの試合では沈黙しており、この一戦でのボールタッチ数が、現地でも話題になっているようです。
BBCなどが取り上げていますが、オーバメヤンがリバプール戦でボールに触ったのは僅かに13回。
ただ、パス成功率は、100パーセントを記録しています。
100パーセントの成功率と書きましたが、13回のボールタッチのうち、6回はキックオフ時の際に触ったものであり、実質的には、7回しかボールに触っていないことになります。
リバプール対アーセナル戦の前に、私としては、オーバメヤンは好調で、リバプールとしては注意をしたいが、むしろオーバメヤンにボールが渡らないように、パスの出しどころを封じたいという趣旨のことを書かせていただきました。
たとえば、ラムジーにプレッシャーをかけるとか・・・。
これは、理想的には・・・ということであって、実際にそれを実現してしまうリバプールの強さを改めて実感しております。
優れたトップのプレイヤーを持っているチームでも、そこにボールがまわらなければ意味はなくなる。
絵に描いたプランを実際に実行できてしまうあたり、リバプールの強さは本物だと言うべきかと思います。
こういったデータを見ると、いかにリバプールがアーセナルを圧倒をしていたかが分かるというもの。
この強さを維持し、より高めて、シーズン後半も突っ走りたいですね。
次なる試合はマンチェスター・シティ戦。
強いリバプールの姿を見せてほしいと願っております。