あのとき、多くのリバプールファンは、フィリペ・コウチーニョの残留を望んでいました。
しかし、本人にとっては、バルセロナからのオファーは、あまりに魅惑的だったということでありましょう。
さて、そのコウチーニョを巡り、最近は報道の数が増えてきています。
先日は、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いているという報道があることを取り上げましたが、Evening Standardが報じるところによれば、バルセロナが、コウチーニョの売却を考慮しているとのこと。
コウチーニョを獲るために、リバプールへ払った金額は£142mだとも言われるバルセロナ。
まだ、つい先日の出来事のようにさえ思えます。
それがもう、放出候補とは・・・。
報道レベルとはいえ、実際、本人が望んだほどの出場機会は確保できていないようですね。
しかも、同誌が報じている趣旨では、コウチーニョを売却する理由が、ネイマールを獲得する資金に充てるためだと。
これは、道義的にどうなのか?という気もいたしますが、あくまで報道の範疇ですので。
とはいえ、直近の5試合において、コウチーニョがスタメンで出場したのは、僅か1試合。
これが現状です。
噂は噂ですが、もし本当にネイマールを買い戻すために、コウチーニョを売るということが起き、しかもその取引先がマンチェスター・ユナイテッドであったならば、これはリバプールファンとしては、コメントのしようがないですね。
万が一、そういった取引が本当に行われてしまうならば、バルセロナへ行きたいという希望を持っているプレイヤー達は、よく現実を見ておくべきだと思います。