先日、各メディアが、リバプールの補強ターゲットとして、ビクトル・バルデスの名前をあげていることを、ちょっぴりご紹介しました。
その際には、あくまで雑談調で、私としては、「難しいのではないか」というトーンで書いたつもりですが、ミラーが報じるところによれば、マンチェスター・ユナイテッドとしては、バルデスの放出を厭わないとのこと。
しかし、それは・・・「リバプール以外なら」という条件の下だとも報じられています。
一昔前とは、両クラブを巡る環境も、だいぶ変化してきたとはいえ、長年に渡るライバル関係を築いてきたリバプールとマンチェスター・ユナイテッドとすれば、お歴々、重鎮も双方にいるし、そう容易くは直接の移籍交渉も成立しないことでしょう。
何も、そこを無理矢理曲げてまで、バルデスに固執する意味もないと、私個人としては思っています。
永遠のライバル関係というものが、あったとしても、それはそれで、イングランドの伝統ということで、むしろ楽しめばよいのではないでしょうか。
「あそこにだけは絶対に負けたくない!」
そんな対戦、ライバル関係があってもいいと思うのです。
それを思うと、過日のユナイテッド戦は、実に消極的で、寂しい試合内容になってしまいましたね。
ぜひ、あのときの出来事を翻すほどの強さを、アンフィールドでは実演してみせてほしい!
そう願っています。