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傷だらけでも120パーセントで戦ったリバプールの若手CB

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多くの負傷者を立て続けに出し、もはや今シーズンは厳しいか・・・という声もあったリバプールですが。
何より、プレイヤー達は諦めておらず、ファンも決して諦めなかった。
最後まで戦った姿には、心からの拍手を送りたい気持ちです。
今シーズンのリバプール。
何が苦しかったかといって、やはり最も大きな痛手は、ファン・ダイクの長期離脱だったと思います。

追い打ちをかけるように、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプもシーズン・アウト。
シニアのセンターバック、そのすべてを失ったリバプールは、ファビーニョに託し、ジョーダン・ヘンダーソンに委ねた。
しかし、どうしても中盤から前線へかけての流れが生まれない。

ユルゲン・クロップ監督が、ある時点で決断をしたこと。
それは、センターバックには若手を起用して、ファビーニョをアンカーへと戻すことでした。

ナット・フィリップスとリース・ウィリアムズ。
本当に、よくやってくれましたね。

彼等をファン・ダイクと比較することはできないし、もっともっと勉強をする必要があると思います。
しかし、それを踏まえても、彼等は自分達に出来る最高のプレイ、いや、120パーセントで戦った。

最終戦のファーストハーフでは、まずナット・フィリップスが流血。
続いて、リース・ウィリアムズも多量の出血というトラブルに見舞われます。
ピッチ上で、急ぎ止血の処置を受ける姿。
彼等のファイティング・スピリットは衰えなかった。
それどころか、よりアクティブになったようにさえ思えます。

力不足の点はある。
それでも、自分が持てる以上の力を発揮し、チームの助けになろうとする姿。
胸を打たれました。
傷だらけになっても戦い抜いた彼等。
惜しみない拍手に包まれたことは、言うまでもありません。
ナット・フィリップスとリース・ウィリアムズは、ラスト2試合、バーンリー戦とクリスタルパレス戦で、クリーンシートに貢献をしています。

まだ、学ぶことは多々ある。
私は、そう書きましたが、彼等がやったことを公正に見れば、最大級の賛辞が送られるべきだと思います。
そのファイティング・スピリットに、大きな拍手を送りたいですね。
グッジョブ!ナット!リース!

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