季節柄、移籍にまつわる報道が賑やかになってまいりましたが、リバプールがバイエルン・ミュンヘン所属のセンターバック、ジェローム・ボアテング(ドイツ)獲得に動くのではないかという説があるのだそうです。
バイエルン・ミュンヘンは、この夏において、数人を入れ替えるプランがあるという話を聞いたことがありますが、ボアテングへの適切なオファーがあれば、放出するだろうというのが、今回出ている噂の骨子です。
これは、Bildからの情報をエコーが記事にしているもので、ユルゲン・クロップ監督が、ファン・ダイクのパートナーとして欲しがるのではないかという話のようです。
ボアテングは、1988年9月3日生まれの29歳。
筋骨逞しいプレイヤーですね。
ご存知の皆様も多いと思いますが、ボアテングはマンチェスター・シティに在籍をしていたことがありますが、その際には思うような活躍の機会がありませんでした。
トップクラスのプレイヤーとして開花するのは、バイエルンでセンターバックを担当するようになってからだと言っていいと思います。
センターバックにも、いろいろなタイプがありますが、あえて言えば、常に攻撃も意識しているという部分が特徴のひとつでしょうか。
フィードも出来れば、ドリブルもできる。
年齢的には、微妙な時期かもしれませんが、まだ数年はトップ・レベルでやれるだろうとは思われます。
移籍金についてですが、プレミアリーグでは成功をおさめられなかったものの、バイエルンでの実績等々もあり、£40mほどと見られている模様。
以前は、リバプールの補強候補として、しばしばセンターバックが取り上げられましたが、ファン・ダイクを獲得して以来、やや沈静化した感はあります。
以前、私なりに書かせていただいたのは、条件が整えば、ジョー・ゴメスをセンターバックとして育ててみてはどうか?ということです。
仮定の話ですが、ボアテングのようなベテランを獲るならば、その間にジョー・ゴメスを成長させてゆくという線もありかもしれませんね。
いずれにしても、ボアテングのことは、ユルゲン・クロップ監督が、よく知っているだろうし、噂はともかく、チームに必要かの判断をするのは難しくないと思います。
今後、センターバックの補強候補として、他にも名前があがってくるのかも含めて、注目してみたいところです。