7月26日が巡って来ると、私は自分が多感な時代を過ごした思い出が蘇ります。
今から48年前の今日、1974年7月26日は、巨星ボブ・ペイズリーが、リバプールの指揮官に就任した日に当たります。
ボブ・ペイズリーは、リバプールを常勝チームとし、黄金時代を築き上げます。
文字通り無敵だと言ってよかったと思うのです。
私が、リバプールを好きになったのは、ちょうど監督がビル・シャンクリーからボブ・ペイズリーに引き継がれて行く時代でした。
幸いなことに、ボブ・ペイズリーが率いるリバプールをスタジアムで観る幸運にも恵まれ、本当に良き思い出となっています。
アンフィールドには、シャンクリーゲート、ペイズリーゲートがあります。
それだけコップにとって特別な存在であり、孫子の代まで語り継がれて行く物語。
リバプールをリバプールたらしめたのが、ビル・シャンクリーであり、その後継者、ボブ・ペイズリーでした。
ボブ・ペイズリーが、リバプールの監督を務めたのは1974年~1983年の期間であり、この限られた時間において幾多のトロフィーをリバプールへともたらしています。
獲得したトロフィーの数だけで、ボブ・ペイズリーの功績を語り尽くすことは出来ませんが、それでも凄いものがあります。
信じられないほどの栄光をリバプールへともたらした指揮官。
■イングランド・トップリーグ:6回(現プレミアリーグ)
■リーグカップ:3回
■ヨーロピアンカップ:3回(現チャンピオンズリーグ)
■UEFAカップ:1回
■UEFAスーパーカップ:1回
■チャリティー・シールド:6回
リバプールを最高のチームへとするために。
ビル・シャンクリーが種を蒔き、根をはり、ボブ・ペイズリーが大輪の花を咲かせた。
それが、リバプールというチームの素晴らしき歴史だと私は思います。
時は流れ、今、リバプールにはユルゲン・クロップ監督が指揮官としてチームを率いています。
ぜひ、ビル・シャンクリー、ボブ・ペイズリーと並び称されるような名将として語り継がれてほしい。
それだけのことをユルゲン・クロップ監督は成し遂げて来ていると思います。
時を経ても、シャンクリーゲート、ペイズリーゲートを持つリバプール。
アンフィールド。
ビッグタイトルを常に狙えるチームへと進化した姿を巨星、真のレジェンドも微笑んで見守ってくれていることでしょう。