フットボールというものは、時にびっくりするような結果が待っていることがありますが、コパアメリカでもちょっとしたサプライズが起きています。
グループBに属していたブラジルが、0-1でペルーに敗れ、この結果、グループステージ敗退が決まりました。
ブラジルが、コパアメリカのグループステージで姿を消すのは、29年ぶりの出来事となります。
リバプールからブラジル代表に参加しているフィリペ・コウチーニョは、このペルー戦でも先発フル出場を果たしています。
ただ、結果がついてこなかった。
グループBでは、先に試合を行ったエクアドルが決勝トーナメント出場を決めていたため、残るポストはひとつ。
ブラジルかペルーだったわけですが、ブラジルとしてはドローでも勝ち上がれていただけに、この敗戦は大きな代償を払うことになりました。
なお、公式戦でペルーがブラジルに勝利したのは、何と41年ぶりの出来事だったそうです。
ブラジル代表の場合は、どんな大会であれ、すべての国民が勝利を欲しており、オリンピックを控えた中、極めて厳しい批判にさらされる可能性が高そうです。
コウチーニョの心中を察すれば、同情を禁じ得ませんが、ここはひとつ、じっくり休養も取り、新シーズンに備えてほしいですね。
ブラジルが、グループステージで敗退、決勝トーナメントへ進出しなかったことで、コウチーニョがリバプールのトレーニングに参加する日程も当初の予定よりも早くなることでしょう。
複雑な心境ではありますが、リバプール目線でいえば、助かる部分もありますね。