各国は、ワールドカップ予選を戦っていますが、ブラジルも例外ではありません。
10月には、また代表ウィークがやって来るわけですが、ブラジル代表の招集メンバーが発表となり、プレアリーグに所属する選手としては8人が呼ばれることになりました。
前回は、プレミアリーグのチームは代表へ送ることを拒んでおり、この問題は、今後も注視して行く必要がありそうです。
英国政府は、ブラジルをレッド・リストに指定しており、もしそこに足を踏み入れた場合、英国帰国後には10日間の隔離期間が設けられています。
今後もその方針が続いた場合、リバプールのブラジル代表選手は、ワトフォード戦とアトレティコ・マドリード戦に出場することが出来なくなり、これは大きな痛手ですね。
10月の代表マッチですが、ブラジル代表が発表したメンバーを見ると、リバプールからはファビーニョとアリソンが招集を受けています。
ロベルト・フィルミーノについては、ずっとプレイをしていないし、今回は招集メンバーに入っていません。
ブラジル代表側は、FIFA、プレミアリーグ、英国政府と前向きな対話をしたとコメントを出していますが、ブラジル代表に参加したメンバーが、10日間の隔離措置を回避するためには、英国政府が特例を認めなければなりません。
これは、結構敷居が高いようにも思うのですが・・・。
リバプールの場合には、ただでさえ中盤に負傷者が相次いでいます。
これで、ファビーニョも起用できなくなったとき、非常に厳しい状況となりますね。
前回の一連の騒動では、選手がクラブと代表の板挟みになるような図式になってしまいました。
紳士的にお互いの立場を尊重し、良い道を探ってほしいと願うばかりです。
ブラジル代表の件は、今後しばらく、その動向を注視して行く必要がありますね。