
先ほど、プレミアリーグ第9節のブレントフォード対リバプール戦が終了しました。
長く、良くない時期のリバプールを見てきた私にとっても、それは簡単なことではありません。
あの頃、結果が出ない時期のリバプールは、それでも何かわくわく感があったと思うのです。
いまは閉塞感が漂っており、雲を吹き飛ばすだけのパワーをチームとして出せないですね。
調子の良い選手が個のスキルで戦っている形で、ひとつのチームになっていないと思います。
ただ、ここからどう立て直すかが重要であり、今こそ選手達にはメンタリティーを取り戻してほしい。
リバプールの課題といえば、それはもういろいろあるのでしょうが、泥くさいハードワークができるファイタータイプがいないですよね。
高性能のエンジンは搭載したもののトルクが足りない。

よくなかった部分を取り上げれば、それこそ枚挙にいとまがありません。
しかし、それでもシーズンは続くのであり、何かを見出す必要が生じていることは事実です。
ここからリバプールがどう反撃に転じるか、私はそこを見ていきたいと思います。
今シーズンのリバプールの場合、かなり大きな動きがあり、新チームが機能するにはある程度の時間がかかると私は思っていました。
それでも厳しいのは、この夏に大金を費やしたという事実ですね。
近年のリバプールは、まさにパッションで負けることはなかった。
勝敗も重要ですが、そこが足りていないことが私には寂しいものがあります。

繰り返しになりますが、シーズンはまだまだ序盤。
今ここで下を向いているわけにはいかない。
幸いリバプールには、キャプテンシーに秀でた選手達がいるし、巻き返すパワーをチームに注入してほしいと思います。
ブレントフォード対リバプール戦は、3-2でホームのブレントフォードが勝利。
リバプールはプレミアリーグ4連敗。
フランクフルト戦の試合結果で上向くかと思いきや、それほどプレミアリーグは甘くないということですね。
あの辛く苦しかった日々が蘇ってしまったような感覚に襲われますが、こんなときこそ私が元気でいないと!
そんな風に思っています。
得点経過は、次のとおりです。
▲5分:失点
▲45分:失点
■45+5分:ミロシュ・ケルケズ
▲60分:失点(PK)
■89分:モハメド・サラー
この試合で生まれたリバプールの不安要素は、69分の段階でカーティス・ジョーンズがピッチに座り込んでしまったこと。
70分にはピッチから下がり、リオ・エングモアが投入されました。
カーティスは調子が良かっただけに、怪我は痛いですね。
軽傷であることを祈ります。
この敗戦はファンである私も受け入れなければいけない。
その上で、これからどうするかは、まさしく私自身にも問われているのだと思っています。
朝の来ない夜はない。
リバプールの交代(5枠)
■61分:ケルケズ、ガクポ、ブラッドリー→ロバートソン、キエーザ、マクアリスター
■70分:ジョーンズ→エングモア
■83分:ヴィルツ→ゴメス
