先ほどターフ・ムーアで開催されたプレミアリーグ第4節、バーンリー対リバプール戦が終了しました。
今日の試合は、その評価がもしかしたら分かれるかもしれません。
しかし、私達はドラマを目撃した。
守備に徹するバーンリー。
ポゼッションで80パーセントを超えたリバプール。
しかしスコアは0-0で90分をまわり。
そういった試合でしたが、90+5分にモハメド・サラーがPKを決め、リバプールが勝ち点3をゲットしています。
今日の試合での勝利は大きいですね。
リバプールファンとすれば、もっと安心して見たいという気持ちがあるものの、ライバルチームの立場になれば、レッズは恐ろしいと見えたかもしれません。
バーンリーは、ある意味割り切ってディフェンス重視の戦術。
あれだけがっちり固められ、攻撃に転じる頻度も低いとなると、攻めるリバプールとすれば難しかったことは確かですね。
それでも諦めないハートを見せてくれたリバプールに感謝したいと思います。
私自身、勇気をもらいました。
決勝点となったのはモーのPKでしたが、90+3分のタイミングで途中出場のジェレミー・フリンポンがクロスへ行きます。
それをボックス内で手でボールを落として、レフリーは迷わずハンドの判定。
今シーズンのモーはPKを失敗もしていたので不安はあったものの、彼のことですから絶対にトレーニングで修復していると私は信じました。
あのタイミングで、しっかり強いボールを蹴れるところはさすがですね。
終始攻めまくったリバプールは、特にセカンドハーフになるとサイドバックが中へ入る動きが多くなり、いずれも途中交代でしたが、アンディ・ロバートソン、コナー・ブラッドリーのファイトが光っていたと思います。
ミロシュ・ケルケズが途中でさがったのは、2枚目のイエローカードが出る雰囲気をスロット監督が危惧したからでしょう。
リバプールにとって不安要素があるとすれば、ハーフタイムで退いたアレクシス・マクアリスターの状態です。
ファーストハーフにかなり激しいタックルを受けており、足首だと思いますが、その状態が気になります。
遠藤航選手には出番がなかったものの、今日のように兎に角ゴールを狙いに行く展開になるとやむを得なかったですね。
次の試合での活躍に期待したいと思います。
ドラマを生めるチーム、リバプール。
決して諦めないレッズ。
私にとって多くを示唆してくれる彼等の姿でありました。
なお、この試合でリバプールは、5人の交代カードを切っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■38分:ケルケズ → ロバートソン
■46分:マクアリスター → ブラッドリー
■72分:エキティケ →キエーザ
■87分:ヴィルツ、コナテ → エングモア、フリンポン