スコアレスドローに終わったFAカップ、対ウェストハム戦ですが、私なりに、リバプールにとっての収穫も書かせていただきました。
そのひとつが、既に取り上げたキャメロン・ブラナガンのポテンシャルが証明されたこと。
今回は、そのブラナガンのコメントが出されていますので、ちょっとだけ触れてみたいと思います。
ブラナガンは、日々メルウッドで先輩達と一緒にトレーニングをすることが、自分を含めた若手にとって、大きな助けになっているとしています。
(CB)
メルウッドでのトレーニングは、ぼく達にとって、大きな助けになっているよ。
毎日、ファーストチームのメンバーと一緒にいられるからね。
彼等は、ぼく達を力づけてくれるんだ。
トレーニングのときに、彼等はぼく達を助け、導いてくれるよ。
ピッチに立ったときは、またまったく違う状況だけど、ミスをしたときなどは助けてくれるしね。
それに、上手くやれたときは、祝福してくれるんだ。
若手達は、みんな良くやったと、ぼくは思うし、キャリアのあるプレイヤーは、ぼく達を助けてくれたね。
ぼく達は、本当によくやれたと思うし、上手く守れたと思うんだ。
チャンスを作れていたけれど、ゴールネットを揺らすまでにはいかなかったね。
だけど、ぼく達は、もう一度アプトンパークでの試合がある。
そこでいい仕事をしたいね!
これまで何度か書きましたが、確かに再試合になったのは痛い。
されど、得るものもあったと思うのです。
ブラナガンのコメントが、まさにそのことを表しているのではないでしょうか。
若手にとって、今シーズン好調のウェストハムと戦って、失点をしなかったということは、間違いなく今後への自信に繋がると、私は思うのです。
長い眼で見たら、FAカップウェストハム戦は、リバプールの未来を背負う若者達にとって、特別な夜だったかもしれません。
大先輩達が見守る中、少なくとも敗退することは回避できた。
リバプールは、今回の試合が、まさに厳しい日程の中での一戦でした。
そんな中、踏ん張った若手達に拍手を送りたいと、私は思っています。