アレックス・オックスレイド=チェンバレンのことを書いてみたいと思います。
現地時間の金曜日には、エミレーツでアーセナルと対戦をするわけですが、言うまでもなくアレックス・オックスレイド=チェンバレンにとっては、つい先日まで在籍をしていた古巣との対戦になります。
私自身、冷静に考えたとき、果たしてアレックス・オックスレイド=チェンバレンがスタメンに名を連ねるのか?には、確信は持ていません。
しかし、心情面を表に出せば、スタートからプレイをさせてあげたいという気持ちがあります。
アレックス・オックスレイド=チェンバレンにとっては、アーセナルを相手に良いパフォーマンスを見せれば、大きな自信にもなることでしょう。
それは即ち、リバプールにとってもポジティブなことになります。
この機会をアレックス・オックスレイド=チェンバレンに与えることには、意味があると思う次第。
ジャーナリストの中には、アレックス・オックスレイド=チェンバレンについて、若干否定的な意見を述べる人々がいることも承知しています。
しかし、リバプールへ加入した当時と比べれば、随分とフィットしてきているように、私には思えます。
何より、ユルゲン・クロップ監督が、アレックス・オックスレイド=チェンバレンのポテンシャルを高く評価しており、おそらく、まだまだ秘めたる才能があると信じているのでしょう。
それを開花させるのが、監督の役割だとも言えそうです。
アレックス・オックスレイド=チェンバレンにとって、まだエミレーツは勝手知ったる庭だろうし、相手プレイヤーのことも熟知している。
その強みを生かしたいですね。
もし、アレックス・オックスレイド=チェンバレンがゴールでも決めようものなら、リバプールファンは歓喜し、チームメイトは大いに祝福をすることでしょう。
そのとき、アレックス・オックスレイド=チェンバレンは、セレブレーションをしなくていい。
相手への敬意という心と、試合結果で、アーセナルファンに沈黙をプレゼントしたいですね。
アーセナル対リバプール戦。
当然ながら、見応えのある試合になるでしょうが、大いに注目したい点は、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが、スタメンで出てくるのか!
その部分でもあると思っています。
日本的に申せば、古巣への恩返し。
沢山の恩返しを存分にお届けしてほしいものです。