Caoimhin Kelleher
先日のアヤックス戦に勝利し、チャンピオンズリーグ・グループステージ突破を決めたリバプールですが、アヤックスにも決定機が数度ありました。
それでもクリーンシートで終えた背景には、間違いなくカオイムヒン・ケレハーの貢献があったと言っていいでしょう。
あのときの彼は素晴らしかった。
ウルブス戦でのゴールキーパーはどうするのか？
戦前、私は正直迷いましたが、ケレハーが来ると予想をしたところです。
そのケレハーですが、プレミアリーグデビューを飾り、こちらもクリーンシートを達成！
守護神アリソンが負傷欠場となる中、２試合連続でのクリーンシートを成し遂げたことは、リバプールにとって大きな成果だと思います。
いまや、ケレハーはアリソンに次ぐナンバー２になった。
そう思わせるものがありますね。
アヤックス戦では、優れたショット・ストッパーぶりを発揮し、ウルブス戦でも非常に安定していたケレハー。
いずれの試合でも落ち着きが見られ、とにかくミスが少ないですね。
足元、キックが安定しているため、ひやひや感がありません。
また、前述したとおりキックも優れているので、ゴールキーパーが攻撃の起点になり得るということを具現している。
以前から期待はされてきたケレハーですが、いよいよ本格的にシニアの常連として、リバプールの一員として、自らのポジションを確固たるものにしたように、私には思えます。
チャンピオンズリーグデビュー。
プレミアリーグデビュー。
人生でも大きいであろう経験をしたこの一週間。
ケレハーは、いずれもクリーンシートというゴールキーパーにとって最高の結果を出した。
アリソンの欠場は勿論痛い。
しかし、ケレハーが存在意義を自ら示し、ビッグマッチでも十分に活躍できることが分かったことは、リバプールにとって大きな意味を持ちそうです。
ケレハーが結果を出し続ける限り、アリソンの復帰を急がせる理由はなく、じっくりと回復を期すことができる。
こうしてチームに好循環が訪れることは、歓迎されるべきことだと思います。
ケレハーの益々の活躍を祈って。