レアル・マドリードの監督をラファエル・ベニテスに譲り、いまはフリーでいるカルロ・アンチェロッティですが、リバプールの新監督候補の一人にもなっていましたね。
果たして、リバプールとアンチェロッティの間に、話し合いはあったのか?
今になれば・・・ということでしょう、アンチェロッティが質問に対し、率直に答えています。
もし、リバプールからオファーがあれば、引き受けていただろうこと。
しかし、そういった話はなかった。
だが、ユルゲン・クロップは、いい監督であり、リバプールは正しい選択をした。
・・・といった趣旨です。
(CA)
イングランドへ戻りたい気持ちはあるよ。
イングランドのフットボールを愛しているし、今もロンドンに家があるんだ。
私は、彼等(リバプール)とは、話をしていないよ。
もし、話があったならば、私は「イエス」と言っていただろうね。
しかし、そうはならなかった。
私は、リバプールはいいチームだと思っているよ。
とても素晴らしい若手プレイヤー達がいるね。
コウチーニョやフィルミーノ、ベンテケ・・・とね。
もし彼等が、キャラガーやジェラードのような経験豊富なプレイヤーを見つけることが出来れば、理想的なチームになるよ。
そうすれば、彼等は強い競争力を持つことになると、私は思っているんだ。
彼等が、クロップに監督を頼んだのは、正しい判断だ。
彼は、いい監督だよ。
最高の監督のもとで、自分達のアイデンティティーを発揮してほしい。
クロップが率いたドルトムントは、強烈なアイデンティティーを持っていたからね。
アンチェロッティからリバプールへのエールとも受け取れる発言ですね。
勘のいい読者の皆さんは、アンチェロッティが、イングランドでの仕事を希望している・・・。
ロンドンに家がある・・・。
ということで、ちょっぴり他所のチームの名前が浮かんでいるのではないでしょうか?
まぁ、あそこの監督は、滅多に代えられないと思いますが、周囲が騒がしくなっていることは事実ですね。
あっ、あそことは、ロンドンの青いチームですが(*^。^*)
しかし、私なんぞが、冷静に考えてみて、アンチェロッティは、かつてチェルシーで監督を務め、決して厚遇されていたとは思えないので、ちょっとクエスチョンマークを抱いています。
とはいえ、アンチェロッティほどの監督があいている・・・という現実も、やや寂しい、勿体ない感がいたします。
キャラガーやジェラードのような経験豊富なプレイヤー。
果たして、その代役が務まる、あるいは近づけるプレイヤーを連れて来ることができるか?
今後のリバプールが、どんな補強方針をとるのか?とも併せ、注目ではありそうです。