電撃的という形容詞は、そぐわないかもしれませんが、少なくとも私にとっては寝耳に水でした。
チェルシーが公式にトーマス・トゥヘル監督の解任を発表しています。
いろいろな事情やら表に出ない事柄が交叉していたのでしょうが、まさかトーマス・トゥヘル監督が解任されるとは思ってもいませんでした。
チェルシーは、新しいオーナーグループが就任しており、100日が経ったことを契機に新しい歩みを始めるといった説明をしているそうです。
ただ、心情的な部分で言えば、ロシアのプーチン政権によるウクライナへの軍事侵攻が始まって以降、クラブ運営は簡単ではなかったことと思います。
そんな中でもトーマス・トゥヘル監督は、チームに残るという決断をし、引き続きチェルシーに残った選手達もいます。
チェルシーといえば、頻繁に監督が代わるタイプのクラブですが、オーナーが代わってもその体質は受け継がれるのか。
それとも、前政権色を一掃する意味でもあったのか。
監督解任といえば、私は一番危ないのはレスターのブレンダン・ロジャーズ監督だと思っていました。
次に、エバートンのフランク・ランパード監督あたりかと。
チェルシーといえば、現地時間火曜日に開催されたチャンピオンズリーグのグループステージで黒星発進となっていました。
まさか、その一敗が監督の進退に影響を及ぼすとは、私には思えません。
どうにも怖い体質です。
Chelsea Football Club part company with Thomas Tuchel.
— Chelsea FC (@ChelseaFC) September 7, 2022
残された選手達は、どんな思いでいるのか。
そこが気がかりですね。
トーマス・トゥヘル監督以上の指揮官で、今あいている人といったら誰になるのか。
そもそもチェルシーは、既に当たりをつけているのか?
今後の動きが注目されます。
トーマス・トゥヘル監督とは、タイトルも直接競い合ったし、お疲れ様でしたと言いたいですね。