先ほど、プレミアリーグ第7節のチェルシー対リバプール戦が終了しました。
試合結果は1-1のドローに。
リバプールにとっては、ベストな結果ではなかったとは思いますが、試合展開を考えたとき、また、会場がスタンフォード・ブリッジであることを思えば、よく同点に追い付いてくれた!と、プレイヤー達に拍手を送りたい気持ちです。
先制をしたのはチェルシーで、25分のことでした。
試合は1-0で、リバプールがビハインドな状況で推移していきますが、89分にドラマが待っていました。
86分のこと、ピッチに送り出されたダニエル・スタリッジが、見事なスーパーミドルを決めています。
両チーム共に、ディフェンス面でも集中をした濃密な試合になったと思います。
リバプール、あるいはチェルシーもゴールの決定機をつくりましたが、ゴールキーパーの好セーブやディフェンスの踏ん張りによって、1-1で終了をしたものです。
リバプールは、何度かの決定機をつくっています。
ただ、あと少しの運が足りなかったか、あるいはチェルシーのディフェンスを讃えるべきか。
一方、チェルシーも決定機を演出していますが、アリソンが複数回に及びビッグセーブを見せています。
私が個人的にしびれたのは、ウィリアンが縦に独走状態になろうとしたとき、ファン・ダイクとジョー・ゴメスが追い上げていき、センターバックの2枚で挟み込み、ウィリアンをストップしたシーンでした。
リバプールは、良いセンターバックが出来上がったな!という感を新たにいたしました。
それにしても、やはり今日の試合でのクライマックスは、ダニエル・スタリッジのゴールだったと思います。
足元にボールを受けるや、左足へと持ち帰るアクションをひとつ入れただけで、その間に相手GKの位置を確認し、狙い澄ました極上のミドルでした。
このゴールですが、ダニエル・スタリッジにとって、リバプールでのプレミアリーグ50ゴール目に当たるそうです。
記念すべきゴールが、最高のものとなりましたね。
なお、リバプールは3人の交代枠を使っています。
■66分:モハメド・サラー → シェルダン・シャキリ
■78分:ジョーダン・ヘンダーソン → ナビ・ケイタ
■86分:ジェイムズ・ミルナー → ダニエル・スタリッジ
ヘンドとミルナーが、途中でベンチに下がったわけですが、キャプテンのアームバンドは、ファン・ダイクに渡っていたと思います。
確認が取れていませんが、もしかして、リバプールでの公式戦でファン・ダイクがキャプテンを務めたのは初めてでしょうか?
勝ちたい試合ではありましたが、過密日程の中、ここまで気迫のこもった90分間を演じてくれた両チームのメンバーに拍手を送りたいと思います。