つい最近のこと、トム・ワーナーチェアマンが、「リバプールを売ることは断じてない」と発言したことについて、ご紹介をしましたが、こういった話題が記事になること自体、それに関連する動きと申しますか、報道等が存在したようです。
BBCが記事にしているところによれば、中国資本がリバプールの買収に関心を示しているという話があるとのことです。
BBCは、Financial Timesの報道を元に記事にしていますが、ある意味スポーツ誌というより、経済面での話題にあがってきたということのようです。
この報道に、どこまで信憑性があるのかは図りかねますが、中国マネー恐るべし!ですね。
さらにBBCによれば、他の筋の情報では、既に入札が提出されているとも。
ただ、FSGは、そういったものを受け取ってはいないという主張に変わりはないようです。
Financial Timesの記事では、イアン・エアのコメントが掲載されており、「我々はいかなる相手といかなる投資の議論も行っていない」と答えている模様。
ただ、リバプールというブランドの価値はFSGが買収をしたときよりも上がっているとされており、冷徹にビジネスで割り切られた場合、さてどうなるのか?は、藪の中ですね。
絶対にリバプールと共に歩むのだ!という信念がFSGにあれば別ですが。
リバプールファンとしては、ある意味微妙な気持ちになるかと思います。
ビッグマネーを得て、チームが大金を使えるようにするのか?
その資金を活用して、スーパースターを連れてくるのか?
ただ、イングランドのフットボール史を牽引してきたリバプールですから、私としては、クラブ愛のある出資者の元で経営がなされてほしいと思っています。
とはいえ、私が言っていることは、幼稚な綺麗事かもしれません。
ビジネスとは何か?
いろいろ考えさせられる記事ではありました。
どこまで譲って利を取るか?
これは、なかなかにして大きな決断だと思います。