ストライカーとしての力量を認められながらも、リバプールでは厳しいシーズンを送っているクリスティアン・ベンテケ。
そのベンテケの話題がメディアに出るときには、常に「£32.5mの男」という形容詞がついて回っている感があります。
リバプールの戦術、プレイスタイルにフィットしていないのではないか?と、多くの疑問を呈されつつ、日々を過ごしているベンテケですが、必然的にこの夏の放出候補の一人ともされています。
しかしベンテケ本人は、リバプールへは1年契約で来たわけではないと語り、チームに残ってすべきことがまだまだあるとしています。
(CB)
1年間の契約をして、ここへ来たわけではないよ。
来シーズンも残りたいと思っているんだ。
私は、自分のクオリティーを理解しているし、監督は、そんな私の強みも弱点をも知っている。
難しいシーズンになったことは分かっているけど、私は最後まで戦い続けるつもりさ!
あらゆるものを変化させることは出来るし、私はチームと自分自身のことに集中していくよ。
もちろん誰もが、水曜日の試合(EL決勝)で、チームの助けになりたい!と思っているさ。
でも、私達にはまだ、日曜日にもう一試合が残っているからね。
まずは、その試合をしっかりやって、決勝へと集中するんだ。
ヨーロッパリーグで勝利すること自体、大きなことだけど、それによりチャンピオンズリーグへの出場権を得られるのだからね!
クラブは、そこにありたいと願っているし、そのためにも、私達はベストを尽くさなければいけないんだ。
監督が、私を必要としてくれたときには、私はベストを尽くすよ!
そして、どうなるか!を見てみようよ!
一時期のベンテケと比べて、明らかにモチベーションが向上している感を受けます。
さて、現実的なことを考えると、私としては、ベンテケが先発起用で出て来る可能性が高いのは、今日行われるウェストブロム戦だと考えています。
ヨーロッパリーグ決勝もベンチ入りのチャンスはあるでしょうが、出場機会が約束されているわけではない。
だとすれば、まずベンテケがすべきことは、ウェストブロム戦で、しっかりとゴールという結果を出すことだ!と思います。
来シーズンもリバプールに残りたい!と語ったベンテケ。
そうあるためにも、今日の試合がもつ意味は、実に大きなものとなりそうです。