この夏の移籍市場で、注目を集めているのは、クリスティアン・ベンテケがリバプールに留まるのか否か?という部分があるかと思います。
漂っている空気からすると、リバプールを出る可能性が高いように見受けられますが、ベンテケとしては、自分が監督のプランに入っているならば、リバプールに残りたいと語っています。
しかし、そうでない場合には、リバプールに残ることは困難になるとも発言しています。
(CB)
まだ、リバプールからのコンタクトはないよ。
私としては、もし監督のプランに入っているならば、ここに残りたいと思っているんだ。
だけど、そうでない場合は、ここに残ることは難しいだろうね。
考えるのは、ユーロの後になるだろうね。
クロップが来て以来、私はプランに入っていないということを見てきたよ。
いらいらさせられたね。
アストン・ヴィラでの最初のシーズンの際には、彼が私を欲しがっていたことを知っているからね。
私達の間には、何度かの議論があった。
私としては、彼の決定を尊重し、理解もしているつもりだよ。
言葉のトーンから推測すれば、ベンテケとしては、現状、そしてこれからのことに関して、決して満足な気持ちはもっていないことが伝わってきます。
私なりに思うには、やはりクラブを離れて、代表チームに合流すると、つい愚痴もこぼしたくなるのでしょうか。
ただ、冷静に考えたとして、現状でもリバプールには、ダニエル・スタリッジがおり、ダニー・イングスとディボク・オリギもいる。
さらに、ロベルト・フィルミーノもストライカーとして使えることが証明されています。
この顔ぶれの中で、今のリバプールにおいて、ベンテケがファーストチョイスになることは、なかなか考えにくい・・・。
可能性としては、新シーズンにはベンテケがリバプールのユニフォームを着ていない・・・という方向が強いように感じます。
あとは、ベンテケを活かしてくれるクラブから適切なオファーが届くかどうか?にかかってきそうです。