先ほど、チャンピオンズリーグ(ラウンド16)ファーストレグのPSG対リバプール戦が終了しました。
スタッツを見れば分かるように、攻守ともにPSGペースで試合は進みました。
しかしながら、ゴールを許さないリバプール!
0-0でアンフィールドでも悪くはないという試合でしたが、今日もドラマが待っていました。
リバプールは86分の段階でモハメド・サラーを下げてハーヴェイ・エリオットを投入。
このエリオットが、ピッチに入って1分後の87分!
劇的な決勝ゴールを決めました!
試合は0-1のクリーンシートでリバプールが勝利。
アウェイでのファーストレグでドローでもなく勝ちに持って行ったことは限りなく大きいですね。
また、エリオットをヒーローだとすれば、アリソンはまさに守護神、神になりました。
再三にわたるビッグセーブを見せ、リバプールのゴールを守ったアリソンには、大きな拍手を送りたいと思います。
今日のリバプールは、前線の3人が上手く機能することが出来ませんでしたが、パス成功率が低かったことでも分かるとおり、効果的なパスを繋ぐ前にボールを奪われていました。
ここはPSGのディフェンスを誉めるべきかもしれません。
一方で、防戦になったリバプールもディフェンスは集中力を保っており、PSGにゴールを許さず。
パリのファンからしたら、どうしてこの試合で負けたのだ!?という気持ちでしょうし、リバプールのファンは夢を見ているような感覚になったことでしょう。
ファーストレグを0-1で勝ったリバプールは、セカンドレグをアンフィールドで戦うことが出来ます。
満場の後押しを受けて、勝ち上がりを決めたいですね。
エリオットが決めたゴールを振り返ってみると、起点はアリソンのロング・フィードでした。
アリソンからのボールをヘッドで競り合ったダルウィン・ヌニェスが勝ち、その後丁寧なパスを右から走って来たエリオットへ。
エリオットは落ち着いて左足でシュート!
ゴールファーを狙った起動は、PSGのゴールネットを揺らしました。
遠藤航については、78分の段階でライアン・フラーフェンベルフに代わってピッチイン。
今日のフラーフェンベルフは、PSGによって良さを消されていたように感じます。
その遠藤もファイトをしていたし、しっかりと仕事をすることで、リバプールのクリーンシートに貢献しました。
ここで、今一度気を引き締めて、アンフィールドで良い結果を出したいですね。
また、同じく途中からのプレイとなったカーティス・ジョーンズも粘り強く、良いプレイを見せていたと思います。
カーティスの魂ですね。
なお、この試合でリバプールは、4人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■67分:ディオゴ・ジョタ→ダルウィン・ヌニェス
■67分:ルイス・ディアス→カーティス・ジョーンズ
■78分:ライアン・フラーフェンベルフ→遠藤航
■86分:モハメド・サラー→ハーヴェイ・エリオット