コーディ・ガクポがPSVからリバプールへやって来たのは、本年1月のことでした。
ゆえに、レッズでのシーズンをフルで戦うのは初めてのことに。
プレシーズンマッチでも見せたように、コーディ・ガクポは前線であっても一列下がったポジションでもプレイが可能ですね。
本来であれば、コーディ・ガクポは前線の中央か左ワイドでプレイをした方が良いのでしょうが、リバプールのチーム事情、特に中盤の選手層という部分で、No.8の役割をすることも増えていますね。
そんなコーディ・ガクポが、ポジションのことやフォワード陣の競争を楽しんでいることなどをBBC Radio 5 Liveで語っており、こんな発言もありました。
Cody Gakpo
私は9番でもプレイをし、8番でもプレイをして来た。
異なる2つのポジションだけど、正直なところ、それは好きだよ。
私は日々成長し、両方のポジションで自らを向上させる必要があるんだ。
それは、より良いプレイヤーとなるために、私にとって良いことだよね。
私はもともと、攻撃的なプレイヤーだと思っているから、好きなポジションはと言われれば前線だと言わなくてはいけないだろう。
(モー・サラー、ダルウィン・ヌニェス、ルイス・ディアス、ディオゴ・ジョタと共に前線3枠を競うことについて)
それは、まったく問題ないよ。
むしろ、チームにとって良いことだと思うね。
私は、すべてのプレイヤーが自分自身を証明しなければいけないと思うし、それぞれのプレイヤー達は異なるクオリティーを持っているわけで、それぞれの試合で私達を起用することができるのだから、それは良いことであってチームの勝利に寄与することだろう。
公平な目で見て、リバプールの攻撃陣は豪華だと思います。
それでいて、コーディ・ガクポが言うように、それぞれが異なるタイプであり、それはアクセントになることでしょう。
あえて言えば、モーが出場できないときの右ワイドですが、以前から申し上げているとおり、もし補強をしないのならば、ぜひベン・ドークを使ってほしいですね。
右ワイドは、ハーヴェイ・エリオットも出来ますし。
さて、明日にはチェルシー戦を控えるリバプール。
コーディ・ガクポは、8番で起用される可能性が高そうです。
それでも、試合展開の中で前線へポジションを変えることもあるでしょう。
いずれもこなせるスキルと器用さをコーディ・ガクポは持っている。
期待したいし、夏の間にしっかりと準備をして来たコーディ・ガクポは輝くと私は信じています。