リバプールがチェルシーに勝利したこともあり、大きな騒ぎになることは回避されていますが、試合中にジエゴ・コスタがマルティン・シュクルテルに対して取ったラフプレイは、処分対象になるだろう・・・と、考えていらっしゃる方々も多かったことと思います。
私、個人的には、これまでのカードの基準に照らせば、一発レッド相当かと思っています。
しかし、この件についてFAは、不問に付すだろうという記事が報じられはじめています。
問題のシーンは、そもそもコスタのほうからシュクルテルにファールに行き、もつれ合いながら双方が倒れ込んだ際に、コスタが倒れているシュクルテルの胸部あたりにキックを入れたもの。
あれは間違いなく故意でありました。
以前、プレミアリーグでレフリーを務めていたハワード・ウェブは、「明らかにレッドカードだと思う」と語り、「後日FAが調査に乗り出すだろう」との見通しを示していましたが、テレグラフなどが報じるところによれば、FAは調査対象にしない方針だとも・・・。
問題なのは、コスタのラフプレイは、昨日や今日に始まったものではないということ。
処分すべきは、しっかりと対処しないと、今後もああいったプレイは続くことでしょう。
リバプールファンとしては、もう終わった試合だし、コスタがどうなろうと、大きな影響はありませんが、プレミアリーグが健全かつ公正さをなくさないためにも、しっかりと検証し、適切な判断がなされることを希望したいと思います。
体同士がぶつかり合うスポーツであり、限界の戦いですから、熱くなることもあるでしょう。
ただし、コスタの場合は、常習犯であり、陰湿なラフプレイがあまりにも多いゆえに、ここは、しっかりとした対処がなされることを望みたいと思います。
ただ、ああいったラフプレイをされても、必要以上に痛がらないところなどは、シュクルテルらしくて、それはそれで、清々しい思いがするのも事実です。