
Kostas Tsimikas
ギリシャのスカウサーと呼ばれることもあるのがコスタス・ツィミカス。
たとえベンチにいたとしても、チームメイトと一緒に戦っている姿が印象的な選手です。
今から5年前の今日、2020年8月10日という日は、実はツィミカスがリバプール入りを果たした日であります。
もう5年が経ったのですね。
ツィミカスといえば、5年前にやって来た際には、アンディ・ロバートソンのサブという位置づけでした。
ただ、ツィミカスとロボはプレースタイルが異なるし、ストロングポイントもそれぞれですので、私は良い組合せだと思ってきました。
コンスタントに出場しているというわけではありませんが、起用されれば印象的な仕事もしています。
特にカップ戦での活躍は目を見張るものがあり。
例をあげると2022年、FAカップ決勝があります。
ウェンブリーでチェルシーと対戦したリバプールは、PK戦で勝利し優勝。
このとき、勝負を決めたPKを蹴ったのがツィミカスでした。
その結果、リバプールは1996年以来となるFAカップで戴冠。
またツィミカスは、2024年のリーグカップでも優勝に貢献。
カップ戦決勝で、ツィミカスが蹴ったコーナーキックでファン・ダイクがゲット!
決勝ゴールをアシストしたものであり、非凡なキックの持ち主であることを再認識させたものでした。
サイドバックが放つクロスといえば、リバプールではアンディ・ロバートソンが高い評価を得て来ています。
一方ツィミカスも独特のクロスを持っていますよね。
よく蹴る球質は、相手ゴール前で大きく落ちるボール。
コーナーキックなどの際には威力を発揮することもあり、頼もしさを見せてくれます。
ツィミカスといえば、今夏での去就が注目されている1人。
リバプールは、左サイドバックにミロシュ・ケルケズを獲得しており、新シーズンの布陣がどうなるかを見て行くことになります。
チームメイトと共に、どんな状況でも戦う姿勢を崩さないタレントなのでした。