今後、動きがあるだろうと見られるラヒーム・スターリングの去就ですが、チームメイト達は、スターリングをかばい、「リバプールに残ってほしい」と、口を揃えて発言しています。
一方、リバプールには、黄金時代があっただけに、レジェンドと呼ばれるOBのお歴々も存在します。
また、チーム関係者以外、たとえば、ハリー・レドナップなども、スターリングに関する件には、厳しい発言をしています。
ほとんどが・・・・とは言いませんが、総じて、OB等からスターリングに向けられる視線は冷ややかなようです。
まず、キャラガーに至っては、「まず代理人を替えろ!チームにトロフィーをもたらしてみろ!」と、発言し、スターリングの代理人が猛反発・・・。
オーウェンは、「スアレスの代わりはいないが、スターリングの代わりはいる」と、発言。
最近の例だと、リバプールの元監督、ロイ・エバンスが、「もう契約交渉なんて、済んでるんだろう」と語り、同様の趣旨のことをハリー・レドナップも言葉にしています。
また、レジェンドの一人、ジョン・オルドリッジは、暗に、そんなに出て行きたければ、行けばいい・・・と受け取れる発言をし、「リバプールにはジョーダン・アイブがいる。アイブのほうがスターリングより将来性がある!」とまで断言しています。
客観的に、スターリングの周囲で起こっていることを眺めていると、リバプールに残る道は、閉ざされる手前・・・という印象を受けます。
エバンスやレドナップが言うように、もう既に交渉は済んでいるのなら・・・・・、ファンとしても、さよならを言う機会はありませんでしたね。
もし、本当に移籍して、アンフィールドへ戻って来るとき、コップはどんな風にスターリングを迎えるのでしょうか。
私は、まだ若干二十歳の若者が、こういった状況に置かれてしまったという経緯、背景を憂うし、スターリング自身も気の毒なのだ・・・と、感じております。
代理人制度の功罪は、今後も、いくつかのシーンで、ピックアップされていくことでしょう。