かつて、ブラジル代表のストライカーとして活躍し、レアル・マドリードでもキャリアを過ごしたロナウドは、フィリペ・コウチーニョにはリバプールを離れてレアル・マドリードへ行き、そこでプレイを見せてほしいという希望をもっているそうです。
願望を抱くのは自由ですが、コウチとしては、これまでも何度となく同じようなことを言われてきたし、そう簡単に心が揺らぐことはないでしょうね。
この発言は、ロナウドがスペインのラジオ、Onda Ceroでしたものだそうで、同じブラジル人として、コウチならばレアルでも活躍できるという趣旨かと思います。
ロナウドが言っているのは、概ね次のようなことです。
「レアル・マドリードのコウチーニョを見てみたいよ」
「スペインのフットボールは疑いなく、世界最高の歴史を持っていて、常に最高のプレイヤーを連れてきて、最も美しいフットボールを生み出しているからね」
いつからか、レアル、バルサこそ世界最高という観念がフットボール界に根付いてしまったように、私などは思います。
ただ、盛者必衰という言葉があるように、永遠というものはあるのか?という気持ちも私は抱きます。
むしろコウチには、自分自身が中心となって、レアル、バルサを叩いてほしいですね。
そのためにも、まずはプレミア制覇から始めたい。
私としては、それくらいの夢を持っていたいと思うし、いずれリバプールがヨーロッパフットボールの頂点に立つ日を信じていたいと思っています。
さて、現実問題としてですが、リバプールはコウチに対して、新たな契約延長の用意に入っているとも聞きます。
しっかりと新規契約をまとめてほしいし、何よりも動かぬ事実は、リバプールのファンは、心からコウチを愛しているということですね。
ロナウドの希望は、一夜の露ということで。