マンチェスター・シティ戦で、大活躍をしたフィリペ・コウチーニョですが、セカンドハーフの途中で、もも裏に違和感を覚えたらしく、ピッチを後にしました。
試合終了直後、ユルゲン・クロップは、たいしたことはないという趣旨の発言をしていましたが、一部メディアでは、「当初考えていたよりもシリアス」という表現をしています。
しかし、いろいろ情報を見ていると、決して深刻な怪我ではないようです。
コウチーニョは、現地時間、月曜日の夕方にスキャンを受けたそうで、ハムストリングを痛めていると診断されたようですが、それは軽微なもののようです。
リバプールとしては、日曜日のスウォンジー戦に復帰してもらいたいという希望を持っているとのこと。
良識的な線で考えれば、木曜日のヨーロッパリーグ、対ボルドー戦では、コウチーニョは完全オフとし休養を与え、プレミアリーグでの復帰を目指すというところでしょうか。
まだまだ、ハードスケジュールは続くし、仮に負傷がなかったとしても、何人かのプレイヤーは入れ替える必要もあったと思うので、コウチーニョに関しては、ヨーロッパリーグは見送りという判断が適切かと思います。
そう考えてくると、ボルドー戦では、クリスティアン・ベンテケ、またジョーダン・アイブ等を先発で起用するという作戦も、十分にあり得そうです。
理想的には、ベンテケが先発で出場するとして、フルタイムはプレイさせず、たとえば途中からでも、ダニエル・スタリッジがプレイできれば、慣らし運転にもなりますね。
木曜、夜の試合というのは、実に難しいものだと思いますが、今のリバプールは気力が充実しているので、何とか乗り切ってくれることでしょう。
まずは、コウチーニョには、一度クールダウンして、疲れを癒やしてほしいですね。