マージーサイドダービーを前にして、多くのプレイヤーが、抑えきれない気持ちを表していますが、フィリペ・コウチーニョも例外ではありません。
コウチーニョは、プロ・フットボーラーとして、常に求めているものは、こういった試合でプレイすることだ!とも語っています。
(PC)
地元の大きなダービーでプレイするのは、いつだっていいものだよ。
ぼくは、リバプールでのダービーを経験しているけど、ブラジルでもバスコダガマとフラメンゴのローカルダービーに出るチャンスがあったんだ。
1週間かけての準備やファンの雰囲気が、大好きだよ。
こういった試合に出ることが、フットボーラーになった理由だね。
リバプールのファンは、みんながぼくに寄ってきてくれて、「日曜日は勝つぞ!」って、声をかけてくれるんだよ。
リバプールが、いかに偉大なクラブであり、ファンからの期待を背負っているかを、ぼく達は分かっている。
でも、ピッチに出て、プレイするときには、ぼくは外からのプレッシャーは、考えないようにするよ。
ぼくは、フットボールに集中して、上手くやりたいね。
トロフィーを獲得することが、すべてのプレイヤーの究極の目標だよ。
そして、偉大なプレイヤーとして標される。
だから、ぼく達がしようとしていることは、リバプールで、それを成し遂げることなんだ。
コウチーニョは、ダービーの素晴らしさを語りつつ、目指すべきものは、リバプールでタイトルを取ることだ!と、先のことも見据えているようですね。
そのためにも、いざピッチに出たら、プレイすることだけに集中する!とも。
コウチーニョは、ボールの受け方から、そのさばき、パス、シュートと、実に巧みでバラエティーに富んだ動きが出来るので、エバートンとしても、かなり厳しいプレッシャーをかけてくることでしょう。
コウチーニョのテクニックが、その上をいくか!
見物だと思います。
ただ、もしもコウチーニョに多くのマークが付いてくるならば、どこかにその分の穴も生まれるはず。
そこを突きたいですね。
そういったことを考えると、トップの位置から降りてくることも出来るダニー・イングスの動きの質が、コウチーニョのアイディアとフィットしたとき、チャンスシーンも巡って来るように思います。
どんなマークにあっても、魔法使いは、きっと神出鬼没の動きを見せてくれることでしょう。
今のリバプールは、いつの試合にあっても、コウチーニョが常にキーマンであることは間違いないと言えるのではないでしょうか。