ヨーロッパカップ戦

コウチーニョがバルセロナから2ゴールを奪う

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現地時間金曜日の夜、日本時間早朝に開催されたチャンピオンズリーグ準々決勝の対戦カードは、バルセロナ対バイエルン・ミュンヘン。
屈指の好カードとも思われましたが、結果だけを聞けば、まさにサプライズ。
バイエルンが圧倒的な強さを見せ、2-8のスコアでバルセロナを粉砕しています。
また、現在バイエルンでプレイをしているフィリペ・コウチーニョはベンチスタートでしたが、75分にピッチイン。
大仕事をやってのけました。

今回は、コウチーニョのことについて触れたいと思いますが、ベンチスタートではありましたが、75分にピッチインするや、僅かな時間で自ら2ゴールを決める大活躍。

まず、最初のゴールですが、85分のこと。
左45度の角度から相手ボックス内へと入って行ったコウチーニョに優しいパスが出て、スライディング気味に右足のシュートを蹴り込んでいます。

それでもコウチーニョは止まりませんでした。
次は89分。
背後から浮き球がバルセロナのボックス内に提供され、ヘッドでの折り返しがゴール前に入っていたコウチーニョの元へ。
ボールコントロールは簡単なものではありませんでしたが、素早く反応し、しっかりと左足でシュートへと繋げたものです。

バルセロナへ行きたくて、行きたくて。
バルセロナに憧れて、憧れて。
自らの道を選択したコウチーニョでしたが、そこには茨の道が待っていました。

そのバルセロナを相手にだめ押しの2ゴールを決め、戦意を喪失させた心境やいかに。
逆に、バルセロナの立場からすれば、最も点を決めてほしくなかった選手にやられた感が凄いことでしょう。

コウチーニョの心は、これで吹っ切れたか?
新しい道へ進むことが出来るか?
その意思を告げるには、最高の演出であり、パフォーマンスだったと思います。

ところでバイエルン。
強いですね。
完成度の高さも際だっている。
どんな強いチームでも、常にその実力を発揮できるわけではありませんが、今回見せた実力からすると、現時点では優勝候補の筆頭と見る筋が増えそうです。
さてリバプール。
今シーズンは、プレミアを獲ったし、短い期間ですが、しっかりとオフも取って、また新たに挑戦へと向かって行きたいところです。

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