本人の強い希望により、リバプールを離れバルセロナへ加入したのがフィリペ・コウチーニョ。
その後どうなったかは、ご存知のとおりです。
バルセロナで輝くことができず、バイエルン・ミュンヘンにローンで出たものの、そこでも高い評価を得ているとは言えないようです。
コウチーニョに残された選択肢はといえば、他のクラブへ移籍をするか、バルセロナに戻ること。
新型コロナウイルスの猛威により、各クラブは財政難を抱えており、それはバルセロナも例外ではないようです。
一部メディアでは、メッシは別として、多くのプレイヤーを売りに出す可能性があるともされています。
その場合、コウチーニョも放出候補でしょうが、バルセロナの言い値で買うクラブがあるか?は未知数。
交渉がまとまらなかった場合、結果的にコウチーニョはバルセロナに残ることとなります。
そのコウチーニョに関するリバプールとの契約面ですが、もしバルセロナに来シーズンも残留をした場合、リバプールに£17.5mを支払う義務が生じる可能性があるとDaily Starが指摘しています。
同誌によれば、バルセロナがリバプールに支払っている金額は£105mだとのこと。
もし、コウチーニョがバルセロナに残留した場合、あと24試合に出場をすると100キャップとなり、リバプールは£142mまでを請求することが出来ることから新シーズンには£17.5mを受け取ることになるという報道です。
リバプール時代のコウチーニョは輝いていた。
それは事実。
インテルでは出場機会に恵まれなかったコウチーニョですが、リバプールへやって来るや、めざましい成長を遂げましたね。
リバプールにいるからこそコウチーニョは生きる。
そう指摘していた有識者やコウチーニョの友人達もいましたが、コウチーニョの気持ちはバルセロナに行っていた。
フットボーラーにとっての人生とは、選択を間違えると激変してしまう。
コウチーニョのケースは、それが顕著に表れた一例かと思います。
果たして、今後のコウチーニョは、どんな道を歩むのでしょうか。