インテルからリバプールへとやって来て以来、リトル・マジシャンと呼ばれ、コップから愛されているフィリペ・コウチーニョ。
リバプールの10番について、私としては、これまで何度も、どんな噂があろうとも、コウチはリバプールに残るだろうと書き続けてきました。
ただ、ジャーナリストの見解やテレビ放送等々では、「フィリペ・コウチーニョには、この夏での移籍の噂がある」という言葉が繰り返されてきたのも事実。
そんな中、コウチ自身が、リバプールを去るつもりなどない!ということを断言しました。
これはコウチが、ESPN Brasilのインタビューにこたえたもので、Sky Sportsも記事にしています。
たとえばエコーなどの地元紙ではなく、ブラジルのメディアに語ったというところも、大きなポイントですね。
コウチの発言骨子については、概ね次のような内容です。
(Philippe Coutinho)
ここに留まることこそが、敬意を形にすることになるんだ。
バルセロナ、バイエルン、レアル・マドリードへ行くというのは、他のプレイヤーのことだろう。
この場所で、より多くを得ることが出来るんだ。
ぼくは、リバプールと長期契約を結んだんだよ。
憶測は、ジャーナリストだけに任せよう。
ぼく達は、とてもいいシーズンの入り方が出来たし、ぼく自身も良いスタートが切れた。
でも、中旬でのパフォーマンスは、ちょっと悔やまれるね。
そのことで、ぼく達は後退してしまったけど、ハイレベルでシーズンを終えることが出来た。
チーム全体として、上手くプレイが出来ていたよ。
日曜日の試合は、とっても重要な勝利だったし、来シーズンはチャンピオンズリーグだね!
コウチの気持ちになりかわろうとした余り、かなり私流にはいたしました。
でも、コウチの気持ちは、そういうことだと思います。
コウチはコウチ。
信頼できる青年です。
日本流に言えば、他のプレイヤーなら、いざ知らず、ぼくはバルサだろうと、バイエルンだろうと、レアルだろうと行かないよ!
と、いうところかと思います。
もちろん、私はまったく心配をしていませんでした。
コウチには、リバプールのレジェンドを目指してほしいし、「プレミアリーグで最も活躍したブラジル人」として、その名をイングランドのフットボール史に刻んでほしいですね。