フィリペ・コウチーニョが卓越したスキルを持っていることは、誰もが知るところです。
今シーズンは、主にスリートップの左ワイド気味でプレイをしているコウチですが、来シーズンに関しては、違う役割を任せる考えもユルゲン・クロップ監督は考えているようです。
ユルゲン・クロップ監督の言葉については、エコーが報じています。
端的に言うと、現在プレイをしている左ワイドではなく、中央に配したいという考えをユルゲン・クロップ監督は持っているようです。
いわゆるNo.8の役割を任せたいと。
ユルゲン・クロップ監督は、そうすることで、さらにコウチはチームに多大な影響力を持つようになるだろうとしています。
また、このプランには伏線があり、リバプールとしては、この夏に生粋のウィンガー獲得を計画していることも関係しているようです。
8番といえば、リバプールにとってはスペシャルな番号ですが、それは役割のことであり、背番号までは変えないでしょうね・・・。
ブラジル人にとっては、10番が特別な番号だし、ポジションを象徴する表現を使ったのだと思います。
今回のユルゲン・クロップ監督の発言を、そのまま受けとめるとすれば、やはりリバプールは、ウィンガーの獲得を真剣に考えているということが見えてきます。
仮にコウチは、中に入れたとしても、ピッチ上での自由度は保証されるものと、私は推測しています。
リバプールの攻撃、その魅力は流動性であり、相手ボックス内を襲う出入りの激しさです。
コウチに自由度を与えることは、十分に予想されます。
ユルゲン・クロップ監督が、どんなチームを構築しようとしているのか。
注目してみたいと思います。