今回は、クリスティアン・ベンテケのことについて、ちょっと書いてみたいと思います。
私自身は、ぜひがんばってほしい!と思っているし、ストライカーとしてのベンテケの怖さも知っているつもりです。
ただ、現地ではベンテケ放出説が盛んに報じられており、そういった記事が眼に入れば、ベンテケ自身も心中穏やかではいられないことでしょう。
報道は報道として、ちょっと横に置いておくとして・・・冷静にリバプールにおけるストライカーの現状について、まずもって振り返ってみたいと思います。
現在、リバプールに在籍しているファーストチームのストライカーとしては、次のような顔ぶれになります。
ダニエル・スタリッジ
ディボク・オリギ
ダニー・イングス
(ロベルト・フィルミーノ)
そして、ベンテケですね。
フィルミーノの場合は、一列下でも出来るとして、今後コンディションを取り戻せば、まず第一選択肢はスタリッジなのでしょう。
さらに、現状を見ると、ベンテケはオリギの次に位置づけられている。
また、夏になればイングスが戻って来ますが、私としてはイングスこそ、ユルゲン・クロップが気に入るストライカーだと思っています。
となると・・・ベンテケとしては、かなり厳しい状況であることは間違いないと言えそうです。
そんな中、ベンテケは中国へ?のような報道があったことも事実です。
しかし一方、トルコでは、フェネルバフチェがベンテケ獲得へ向けて動いているという報道がなされているようです。
フェネルバフチェとしては、ローンでベンテケがほしいとのこと。
マルコヴィッチへの正式オファーをリバプールから断られた今、ターゲットをベンテケに変えた・・・ということでしょうか。
ただ、プレミアリーグのクラブ、監督の中でも、ベンテケを高く評価するところは多いでしょうし、仮にリバプールが放出する方向ならば、ビジネスとしても有意義なものにしたいところです。
さて、これはあくまで私が受けた印象ですが、先日のマンチェスター・シティ戦で途中出場したベンテケですが、以前の動きよりは、だいぶ改善されていたように感じました。
今シーズンの残り試合で、ベンテケがどれだけ存在感を示せるか?
まずは、その部分が最も重要なポイントかと思います。
とはいえ、リバプールが現在抱えている顔ぶれをみると、ベンテケにとっては、かなり険しい道のりではありそうです。