先ほど、プレミアリーグ第13節、クリスタルパレス対リバプール戦が終了しました。
試合は、1-2のスコアでリバプールが勝利を飾っています。
常に最高の試合をしたいのは勿論ですが、代表ウィーク明け直後の試合とあって、今日はとにかく勝ち点3を取ることが重要だと考えていたので、結果を持ち帰ることが出来てよかったと思います。
ファーストハーフについては、さすがのリバプールも全開とは行けなかったと感じましたが、そんな流れの中42分には失点を喫したかと思われるシーンがありました。
これは、左からのセットプレイからネットを揺らされたものです。
しかし、ボックス内でファールがあったかについてVARが採用されクリスタルパレスの得点は取り消しに。
その後の得点経過については、次のとおりです。
■49分:サディオ・マネ
▲82分:失点
■85分:ロベルト・フィルミーノ
まず、先制点となったサディオ・マネのゴールですが、ロベルト・フィルミーノが中央でボールをキープし、ドリブルしながら相手ディフェンダー3人を引き付けます。
十分に左が空いたところで、ボビーはアンディ・ロバートソンにパス。
ロボはダイレクトでクロスを供給し、ボックス内に入っていたサディオ・マネが上手いトラップを見せ、左足でゲットしています。
82分という嫌な時間帯に追い付かれましたが、ドラマを創ったのは、やはりボビーでした。
左からのコーナーキックにファン・ダイクが反応。
相手ゴール前で混戦となり、若干距離を保っていたボビーが、左足のインサイドキックでしっかりとコースを狙ったシュートを決めています。
それにしても、ボビーというプレイヤーは、上手い、上手すぎますね。
試合前半こそ、ボールタッチ数が多かったとは言えませんが、それでもボールに関与したときの才能、閃き、技術は素晴らしい。
まさに、リバプールの宝だと言えそうです。
82分に同点ゴールを決められた際には、ユルゲン・クロップ監督は、モハメド・サラーの投入を決めていたようです。
既にユニフォーム姿になっており、あとはピッチに送り出すだけという状況でしたが、そんなときボビーが決めた。
結果的に、負傷明けのモーを温存することが出来ました。
これは大きいですね。
今日の試合は、内容よりも結果にこだわるべきシチュエーションだったと私は思います。
苦しい試合でも、接戦でも、90分戦えば勝つ。
それが出来ているのが、今シーズンのリバプールかと。
あとは、クリーンシートがそろそろ欲しいところです。
それは、次回への宿題ということで。
なお、リバプールは3人の交代枠を使っています。
■64分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン → ディボック・オリギ
■79分:ジョーダン・ヘンダーソン → ジェイムズ・ミルナー
■89分:ロベルト・フィルミーノ → ジョー・ゴメス
3枚目の交代カードは、ボビーのゴールが生まれていなければ、違ったものになっていたことでしょう。
クリスタルパレスには、守ることが難しいタレントがおり、気が抜けない試合となりました。
そんな中でも、しっかりと勝ち点3を取った。
今後、よりチームを改善し、連勝街道をひた走りたいですね。
圧勝は、勿論気持ちがいいものですが、接戦をものにしていくのもチーム力。
負けないメンタリティーを持ち続けたいところです。