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ダミアン・コモリがリバプールの補強方針を疑問視 「トップ4を逃すリスクがある」

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ダミアン・コモリ。
その名前をご存知の方々も、多くいらっしゃることと思います。

かつてリバプールでも、フットボール・ディレクターとして仕事をし、主に補強部門の責任者たる役割を担っていました。

その筋では、かなり有名な御方ですね。

そのコモリが、この夏、リバプールが行っている補強について、疑問視しており、トップ4入り出来ない恐れもある・・・と、警告しているそうです。

コモリ発言の要旨を簡潔に記述すると、次のようなものになります。

・リバプールは、昨シーズン、ルイス・スアレスを放出し、多くのプレイヤーを入れ替えた。
・今シーズンの状況も、前年の失敗と同じような傾向にある。
・チームを根本的に構築し直す必要があり、非情に、非情にリスクが高い。

といったものです。

率直に言って、私自身も、コモリが語っていることに似た危惧は、多少なりと抱いています。
新戦力が増えれば、これまでの蓄積を一度クリアにして、一からやり直すに似た状況になる。

言い方を変えれば、「3年計画」としてチームづくりをしてきたつもりが、各年が独立(孤立)し、連動性がない・・・ということでしょうか。

また、私個人の意見では、前線の精力的な補強に比べて、ディフェンスラインに関しては、万全とはいえないように感じております。

コモリの意見を全面的に支持するものではありませんが、痛いところを突かれた・・・という感はあります。

ただ、救いを求めるとすれば、新戦力の中にミルナーがいるということがあると思っています。
ミルナーならば、新チームでも、しっかり開幕までにフィット感をつかんでくることでしょう。

さらに、もう一つ付け加えれば、イングランド系あるいはプレミアリーグを知っている新戦力が多いということ。

まったくのプレミア初挑戦だと、かなり厳しいとは思いますが・・・。

いろいろ書いてきましたが、たしかにコモリが指摘する部分には、不安要素があると認めざるを得ないと、私としては思っています。

チームづくりは、短期、中期、長期スパンで行っていくべきだと思いますが、このところのリバプールの補強状況を見ていると、単年度主義に陥っている感も否めない。

一度、深呼吸をして、じっくりと腰を据えて、チーム作りをかためたいですね。

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