この夏には、イングランド代表としてユーロ本大会にも出場を果たしたダニエル・スタリッジですが、プレミアリーグ開幕まであと一週間という時期になって、またも負傷のニュースが湧いてきました。
スタリッジ自身のみならず、多くのファンが、今シーズンこそは！という期待感を抱いていたことでしょう。
そのスタリッジの状態ですが、あまりに感覚的な表現で恐縮ですが、私には若干不安の影が見えて仕方ありません。
たとえば、約何週間ほどの離脱をする見込みとか、具体的な怪我の状況が出てこないからです。
また、昨シーズンにもあったような、ユルゲン・クロップのコメントが繰り返されているところが、気にかかります。
SkySportsなどが報じているところによれば、Super Sundayの記者が、「アーセナル戦に間に合う可能性はないのか？」という趣旨の質問をした際に、ユルゲン・クロップが返した言葉が、「No idea」だったとのこと。
平たく表現すれば、まったく分かりませんということですね。
先が見えないと言い換えてもよさそうです。
ガラスのエースなどとも呼ばれてしまったスタリッジも、今回こそはフィジカルを取り戻した。
そう思えた、いや思いたかった夏だけに、妙にどんよりとした雲が空を覆っているようにさえ感じます。
ただ、リバプールには頭角をあらわしてきた若手ストライカーもいるし、２列目などから飛び出してゴールを狙えるタレントも増えてきました。
今シーズンの過ごし方次第では、スタリッジにとっての未来が変わる可能性もあるのではないか？
そんな思いも交叉します。
心配ではありますが、ごく軽傷であり、早めに戻ってこられることを、今は祈るしかありませんね。