
Dejan Lovren
デヤン・ロブレンの存在をご記憶の方々も多いことと思います。
元クロアチア代表としても活躍し、リバプールでセンターバックを務めた選手です。
今からちょうど11年前の今日、2014年7月27日には、デヤン・ロブレンのリバプール入りが正式に決まっています。
当時、サウサンプトンに所属していたロブレンは£20mでレッズに加入。
この移籍金ですが、リバプールにとってディフェンダーの獲得としては史上最高額となりました。
今から思えば、いかに移籍金の相場が違うかですね。
ロブレンがリバプールに所属したのは2014年~2020年で、6年間をマージーサイドで過ごしました。
当時としては移籍金が高かったためロブレンが時折ミスをすれば批判もあったし、不安視もされました。
しかし、元来熱いハートの持ち主であり重要な仕事もしましたね。
私が特に印象に残っているのは、2016年に開催されたヨーロッパリーグ準々決勝(セカンドレグ)でのドルトムント戦です。
舞台はアンフィールドでしたが、ドルトムントは強力なプレーを見せリバプールに迫ります。
試合は3-3の同点でアディショナルタイムを迎え。
その時ロブレンがヘディングで劇的な決勝点を決め、4-3での逆転勝利!
結果、2試合合計5-4でリバプールは準決勝進出を果たしました。
また、リバプールでの日々においてロブレンは、かけがえのない親友に出会います。
モハメド・サラー。
ロブレンとサラーとの友情は厚いもので、その絆は計り知れないものがありました。
ロブレンがリバプールへ来た頃、チームはセンターバックに苦しんでいた。
そんな過渡期で踏ん張ったロブレン。
批判を撥ね除けてファイトした姿は、まさに絵になる男でした。