バイエルン・ミュンヘンとの試合を控えたリバプールですが、重傷者はいないものの、ちょっと負傷者が続いている感も否めません。
以前の記事で、バイエルン・ミュンヘン戦は、右サイドバックとセンターバックのやり繰りが簡単ではない旨を書いたところでもあります。
ただ、Sky Sportsから得た情報によれば、デヤン・ロブレンはトレーニングへと戻っているようです。
ここへ来て、怪我からトレーニングへ戻ったのは、ジェイムズ・ミルナー、ロリス・カリウスそしてデヤン・ロブレンということになりますね。
ヘルタ戦でもラグナル・クラヴァンとジョエル・マティプは結構長目にプレイをしているし、出来れば、負荷を抑えたいところかと思います。
ただ、考えようによっては、プレシーズンマッチの段階で、選手層に不安があるポジションが明らかになることで、まだ手を打てる・・・という見方も出来そうです。
マイナー・トラブルは、本戦の前に分かったほうがいい。
そういう意味合いもあるとは、感じるところです。
現時点で、負傷を抱えており、フルトレーニングが出来ていないのは、私が把握している限り、次のような顔ぶれかと思います。
ナサニエル・クライン
ジョー・ゴメス
ディヴォック・オリギ
ダニー・ウォード
ただ、ジェイムズ・ミルナーとデヤン・ロブレンには、いきなり無理はさせられないでしょうし、ディフェンスラインの選手層という意味では、補強も真剣に考えるべきかもしれません。
左サイドバックに関しては、新戦力としてアンドリュー・ロバートソンを既に獲得しましたが、やはりセンターバックは不足か?
あとは、非常にリバプールにとって悩みの種は、ナサニエル・クラインのフィジカルかと思います。
シーズンを通じて、コンスタントに出場できるだけの状態へ戻せるか?
仮に、ナサニエル・クラインが離脱気味となった場合、右サイドバックは、トレント・アレクサンダー・アーノルド、ジョン・フラナガンあるいはジョー・ゴメスという顔ぶれになります。
チャンピオンズリーグも戦う中、不安が皆無か?と言ったら、そうは言い切れない部分もあるかと思います。
ナサニエル・クラインの状態については、メディカル・チームの人々が一番状況を把握していると思うので、ぜひ連絡を取り合ってもらい、この夏どうするか?の参考にしてほしいですね。
まずは、デヤン・ロブレンが、何とか戻ってこられたようですので、今後これ以上負傷者が出ないことを祈るばかりです。