このところ、ローマ行きの噂が盛んに飛び交っているデヤン・ロブレンですが、この件についてSky Sportsが見解を示しています。
同誌によれば、個人レベルでは問題にはならないだろうとのこと。
残されているのは、クラブ間における移籍金の額がどうなるか?という部分だとしています。
Sky Sportsは、リバプールとローマが話し合いの中にあると見ており、もしクラブ間で合意に至れば、デヤン・ロブレン自身の方の問題はないという趣旨の論調を展開しています。
同誌は、ローマとしては、セリエAの開幕戦に間に合うようにデヤン・ロブレンを引き入れたいとの考えがあるとのこと。
セリエAの場合には、プレミアリーグよりも開幕が後になりますからね。
雰囲気と書けば、無責任になりますが、これまでの情報の出方を見たり、あるいは状況的なものを鑑みると、デヤン・ロブレンがリバプールを去る可能性は高いのかなと思わざるを得ません。
以前も書きましたが、リバプールの場合には、ファン・ダイクという大黒柱がセンターバックにおり、そのパートナーとしては、おそらくジョー・ゴメス、ジョエル・マティプが最初にチョイスされる。
デヤン・ロブレンとしては、チーム内のポジションで4番手という立場を受け入れる必要が生じてきます。
クロアチア代表としてのキャリアもあるし、仮にデヤン・ロブレンが新しい挑戦を望んでいるならば、リバプールとしても無理矢理留めることはしない。
そういう発想もありそうです。
センターバックの場合、怪我だけは心配ですが、万が一のときにはファビーニョに頼むこともできれば、若手であるセップ・ファン・デン・ベルグの成長を待つというスタンスもあることでしょう。
まだ、正式に決まったわけではありませんが、今後動きがありそうな気配は感じます。